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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » Sybase Open Client API

 

Open Client アーキテクチャ

注意

この章では、SQL Anywhere 用の Sybase Open Client プログラミング・インタフェースについて説明します。Sybase Open Client アプリケーション開発の基本のマニュアルは、Sybase から入手できる Open Client マニュアルです。この章は、SQL Anywhere 特有の機能について説明していますが、Sybase Open Client アプリケーション・プログラミングの包括的なガイドではありません。

Sybase Open Client には、プログラミング・インタフェースとネットワーク・サービスの 2 つのコンポーネントから構成されています。

DB-Library と Client Library

Sybase Open Client はクライアント・アプリケーションを記述する 2 つの主要なプログラミング・インタフェースを提供します。それは DB-Library と Client-Library です。

Open Client DB-Library は、以前の Open Client アプリケーションをサポートする、Client-Library とはまったく別のプログラミング・インタフェースです。DB-Library については、Sybase Open Client 製品に付属する『Open Client DB-Library/C リファレンス・マニュアル』を参照してください。

Client-Library プログラムも CS-Library に依存しています。CS-Library は、Client-Library アプリケーションと Server-Library アプリケーションの両方が使用するルーチンを提供します。Client-Library アプリケーションは、Bulk-Library のルーチンを使用して高速データ転送を行うこともできます。

CS-Library と Bulk-Library はどちらも Sybase Open Client に含まれていますが、別々に使用できます。

ネットワーク・サービス

Open Client ネットワーク・サービスは、TCP/IP や DECnet などの特定のネットワーク・プロトコルをサポートする Sybase Net-Library を含みます。Net-Library インタフェースはアプリケーション・プログラマからは見えません。ただしプラットフォームによっては、アプリケーションがシステム・ネットワーク構成ごとに別の Net-Library ドライバを必要とする場合もあります。Net-Library ドライバの指定は、ホスト・プラットフォームにより、システムの Sybase 設定で行うか、またはプログラムをコンパイルしてリンクするときに行います。

ドライバ設定の詳細については、『Open Client/Server 設定ガイド』を参照してください。

Client-Library プログラムの作成方法については、『Open Client/Server プログラマーズ・ガイド補足』を参照してください。