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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere Embedded SQL » Embedded SQL の概要

 

Embedded SQL プログラムの構造

SQL 文は通常の C または C++ コードの内部に置かれ (埋め込まれ) ます。Embedded SQL 文は、必ず、EXEC SQL で始まり、セミコロン (;) で終わります。ESQL 文の途中に、通常の C 言語のコメントを記述できます。

Embedded SQL を使用する C プログラムでは、ソース・ファイル内のどの Embedded SQL 文よりも前に、必ず次の文を置きます。

EXEC SQL INCLUDE SQLCA;

Embedded SQL を使用するすべての C プログラムは、初めに SQLCA を初期化する必要があります。

db_init( &sqlca );

C プログラムが最初に実行する Embedded SQL 文の 1 つは、CONNECT 文である必要があります。CONNECT 文はデータベース・サーバに接続し、ユーザ ID を指定します。このユーザ ID は接続中に実行されるすべての SQL 文の認可に使用されます。

Embedded SQL 文には C コードを生成しないものや、データベースとのやりとりをしないものもあります。このような文は CONNECT 文の前に記述できます。よく使われるのは、INCLUDE 文と、エラー処理を指定する WHENEVER 文です。

Embedded SQL を使用したすべての C プログラムは、初期化された SQLCA をすべてファイナライズする必要があります。

db_fini( &sqlca );