通常、データベースに対して 1 つの接続を開いてから、一連の SQL 文を実行して必要なすべての操作を実行します。接続を開くには、connect メソッドを使用します。この戻り値は、接続時に後続の操作を行うために使用するデータベース接続のハンドルです。
connect メソッドのパラメータは、一連の「キーワード=値」ペアをカンマで区切って指定します。
sqlanydb.connect( keyword=value, ...) |
一般的な接続パラメータを次に示します。
DataSourceName="dsn" この接続パラメータの省略形は DSN="dsn" です。たとえば、DataSourceName="SQL Anywhere 11 Demo" と指定します。
UserID="user-id" この接続パラメータの省略形は UID="user-id" です。たとえば、UserID="DBA" と指定します。
Password="passwd" この接続パラメータの省略形は PWD="passwd" です。たとえば、Password="sql" と指定します。
DatabaseFile="db-file" この接続パラメータの省略形は DBF="db-file" です。たとえば、DatabaseFile="demo.db" と指定します。
接続パラメータの完全なリストについては、接続パラメータとネットワーク・プロトコル・オプションを参照してください。
次のコード・サンプルは、SQL Anywhere サンプル・データベースへの接続を開いて閉じます。スクリプトを実行するには、データベース・サーバとサンプル・データベースを起動します。
import sqlanydb # Create a connection object con = sqlanydb.connect( userid="DBA", password="sql" ) # Close the connection con.close() |
データベース・サーバが手動で開始されないようにするには、サーバを起動するように設定されたデータ・ソースを使います。この例を次に示します。
import sqlanydb # Create a connection object con = sqlanydb.connect( DSN="SQL Anywhere 11 Demo" ) # Close the connection con.close() |
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