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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere Python データベース・サポート » sqlanydb を使用する Python スクリプトの作成

 

接続を開いて閉じる

通常、データベースに対して 1 つの接続を開いてから、一連の SQL 文を実行して必要なすべての操作を実行します。接続を開くには、connect メソッドを使用します。この戻り値は、接続時に後続の操作を行うために使用するデータベース接続のハンドルです。

connect メソッドのパラメータは、一連の「キーワード=値」ペアをカンマで区切って指定します。

sqlanydb.connect( keyword=value, ...)

一般的な接続パラメータを次に示します。

  • DataSourceName="dsn"   この接続パラメータの省略形は DSN="dsn" です。たとえば、DataSourceName="SQL Anywhere 11 Demo" と指定します。

  • UserID="user-id"   この接続パラメータの省略形は UID="user-id" です。たとえば、UserID="DBA" と指定します。

  • Password="passwd"   この接続パラメータの省略形は PWD="passwd" です。たとえば、Password="sql" と指定します。

  • DatabaseFile="db-file"   この接続パラメータの省略形は DBF="db-file" です。たとえば、DatabaseFile="demo.db" と指定します。

接続パラメータの完全なリストについては、接続パラメータとネットワーク・プロトコル・オプションを参照してください。

次のコード・サンプルは、SQL Anywhere サンプル・データベースへの接続を開いて閉じます。スクリプトを実行するには、データベース・サーバとサンプル・データベースを起動します。

import sqlanydb

# Create a connection object
con = sqlanydb.connect( userid="DBA",
                        password="sql" )
# Close the connection
con.close()

データベース・サーバが手動で開始されないようにするには、サーバを起動するように設定されたデータ・ソースを使います。この例を次に示します。

import sqlanydb

# Create a connection object
con = sqlanydb.connect( DSN="SQL Anywhere 11 Demo" )

# Close the connection
con.close()