次の表は、SQLDA を使用してデータベースからデータを取り出すときの、長さフィールドの値を示します。データを取り出すときには、sqllen フィールドは変更されません。
この場合に使用できるのは、表で示したインタフェース・データ型だけです。DT_DATE、DT_TIME、DT_TIMESTAMP 型はデータベースから情報を取り出すときは DT_STRING と同じものとして扱われます。値は現在の日付フォーマットにしたがって文字列としてフォーマットされます。
Embedded SQL のデータ型 | データを受け取るときにプログラムが長さフィールドに設定する値 | 値をフェッチした後、データベースが長さ情報を返す方法 |
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DT_BIGINT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_BINARY(n) | BINARY 構造体の最大長 (n+2)。n の最大値は 32765 です。 | BINARY 構造体の len フィールドに実際の長さをバイト単位で設定 |
DT_BIT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_DATE | バッファの長さ | 文字列末尾に \0 |
DT_DOUBLE | 動作不要 | 動作不要 |
DT_FIXCHAR(n) | バッファの長さ (バイト)。n の最大値は 32767 です。 | バッファの長さまでブランクを埋め込む |
DT_FLOAT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_INT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_LONGBINARY | 長さフィールドが無視される。LONG データの取り出しを参照してください。 | 長さフィールドが無視される。LONG データの取り出しを参照してください。 |
DT_LONGNVARCHAR | 長さフィールドが無視される。LONG データの取り出しを参照してください。 | 長さフィールドが無視される。LONG データの取り出しを参照してください。 |
DT_LONGVARCHAR | 長さフィールドが無視される。LONG データの取り出しを参照してください。 | 長さフィールドが無視される。LONG データの取り出しを参照してください。 |
DT_NFIXCHAR(n) | バッファの長さ (バイト)。n の最大値は 32767 です。 | バッファの長さまでブランクを埋め込む |
DT_NSTRING | バッファの長さ | 文字列末尾に \0 |
DT_NVARCHAR(n) | NVARCHAR 構造体の最大長 (n+2)。n の最大値は 32765 です。 | NVARCHAR 構造体の len フィールドに実際の長さをバイト単位で設定 |
DT_SMALLINT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_STRING | バッファの長さ | 文字列末尾に \0 |
DT_TIME | バッファの長さ | 文字列末尾に \0 |
DT_TIMESTAMP | バッファの長さ | 文字列末尾に \0 |
DT_TIMESTAMP_ STRUCT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_UNSBIGINT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_UNSINT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_UNSSMALLINT | 動作不要 | 動作不要 |
DT_VARCHAR(n) | VARCHAR 構造体の最大長 (n+2)。n の最大値は 32765 です。 | VARCHAR 構造体の len フィールドに実際の長さをバイト単位で設定 |
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