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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere Embedded SQL

 

Embedded SQL の概要

Embedded SQL は、C と C++ プログラミング言語用のデータベース・プログラミング・インタフェースです。Embedded SQL は、C と C++ のソース・コードが混合された (埋め込まれた) SQL 文で構成されます。この SQL 文は「SQL プリプロセッサ」によって C または C++ のソース・コードに翻訳され、その後ユーザによってコンパイルされます。

実行時に、Embedded SQL アプリケーションは DBLIB と呼ばれる SQL Anywhere の「インタフェース・ライブラリ」を使用してデータベース・サーバと通信します。DBLIB は、ほとんどのプラットフォームでの、ダイナミック・リンク・ライブラリ (「DLL」) または共有オブジェクトです。

  • Windows オペレーティング・システムでは、インタフェース・ライブラリは dblib11.dll です。

  • UNIX オペレーティング・システムでは、インタフェース・ライブラリはオペレーティング・システムによって異なり、libdblib11.solibdblib11.sl、または libdblib11.a です。

  • Mac OS X では、インタフェース・ライブラリは libdblib11.dylib.1 です。

SQL Anywhere には、2 種類の Embedded SQL が用意されています。静的な Embedded SQL は、動的な Embedded SQL に比べて使用方法は単純ですが、柔軟性は乏しくなります。


開発プロセスの概要
SQL プリプロセッサの実行
対応コンパイラ
Embedded SQL ヘッダ・ファイル
インポート・ライブラリ
簡単な例
Embedded SQL プログラムの構造
Windows での DBLIB の動的ロード