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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - プログラミング » SQL Anywhere データ・アクセス API » SQL Anywhere OLE DB と ADO の開発 » SQL Anywhere を使用した ADO プログラミング

 

トランザクションの使用

デフォルトでは、ADO を使用したデータベースの変更は実行と同時にコミットされます。これには、明示的な更新、および Recordset の UpdateBatch メソッドも含まれます。しかし、前の項では、トランザクションを使用するために、Connection オブジェクトで BeginTrans メソッドと RollbackTrans メソッドまたは CommitTrans メソッドを使用できると説明しました。

トランザクションの独立性レベルは、Connection オブジェクトのプロパティとして設定されます。IsolationLevel プロパティは、次の値のいずれかを取ることができます。

ADO 独立性レベル 定数 SQL Anywhere レベル
未指定 adXactUnspecified 不適用。0 に設定します。
混沌 adXactChaos サポートされていません。0 に設定します。
参照 adXactBrowse 0
コミットされない読み出し adXactReadUncommitted 0
カーソル安定性 adXactCursorStability 1
コミットされた読み出し adXactReadCommitted 1
繰り返し可能読み出し adXactRepeatableRead 2
独立 adXactIsolated 3
直列化可能 adXactSerializable 3
スナップショット 2097152 4
文のスナップショット 4194304 5
読み込み専用文のスナップショット 8388608 6

独立性レベルの詳細については、独立性レベルと一貫性を参照してください。