指定したプロパティの値を返します。オプションでプロパティ固有の文字列パラメータを指定できます。
CONNECTION_EXTENDED_PROPERTY( { property-id | property-name } [, property-specific-argument [, connection-id ] ] )
property-id 接続プロパティの ID。
property-name 接続プロパティの名前。可能なプロパティ名は CharSet と NcharCharSet です。
property-specific-argument 次の接続プロパティと関連付けられたオプションのプロパティ固有の文字列パラメータ。
CharSet 指定した規格によって決まる接続の CHAR 文字セットのラベルを返します。可能な値には、ASE、IANA、MIME、JAVA、WINDOWS、UTR22、IBM、ICU があります。デフォルトは IANA です。ただし、データベース接続が TDS で作成された場合のデフォルトは ASE です。
NcharCharSet 指定した規格によって決まる接続の NCHAR 文字セットのラベルを返します。可能な値は CharSet で前述した一覧と同じです。
connection-id データベース接続の接続 ID 番号。この値が指定されていない場合は、現在の接続の ID 番号が使用されます。
拡張接続プロパティを返します。戻り値は VARCHAR です。
CONNECTION_EXTENDED_PROPERTY 関数は CONNECTION_PROPERTY に似ています。異なる点は、CONNECTION_EXTENDED_PROPERTY 関数がプロパティ固有の文字列パラメータをオプションで指定できることです。プロパティ固有の引数の解釈は、最初の引数で指定されたプロパティ ID またはプロパティ名によって異なります。
CONNECTION_EXTENDED_PROPERTY 関数を使用して、任意の接続プロパティ用に値を返すことができます。ただし、拡張の情報は、拡張のプロパティにのみ使用できます。
SQL/2003 ベンダ拡張。
次の例は、Java 規格によって決まる、現在の接続の CHAR 文字セットを返します。
SELECT CONNECTION_EXTENDED_PROPERTY( 'charset', 'Java' ); |
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