この関数の動作は、指定内容によって異なります。
1 つの日付を指定すると、0000-02-29 からの分数を返します。
0000-02-29 は実際の日付を指すための値ではありません。日付アルゴリズムで使用される日付です。
2 つのタイムスタンプを指定すると、2 つの時刻の間の分数を整数で返します。代わりに、DATEDIFF 関数を使用します。
1 つの日付と整数を指定すると、指定した日付に、指定した整数の分数が加算されます。代わりに、DATEADD 関数を使用します。
MINUTES( [ datetime-expression, ] datetime-expression )
MINUTES( datetime-expression, integer-expression )
datetime-expression 日付と時刻。
integer-expression datetime-expression に加算する分数。integer-expression が負の場合、日時の値から適切な分数が引かれます。整数式を指定する場合は、datetime-expression を DATETIME データ型として明示的にキャストしてください。
INT
TIMESTAMP
この関数は整数を返すため、構文1 で 4083-03-23 02:08:00 以上のタイムスタンプを使用すると、オーバフローが発生する場合があります。
SQL/2003 ベンダ拡張。
次の文は、値 240 を返します。これは、2 番目のタイムスタンプが、最初のタイムスタンプの 240 分後であることを示します。2 つ目の例 (DATEDIFF) の使用をおすすめします。
SELECT MINUTES( '1999-07-13 06:07:12', '1999-07-13 10:07:12' ); SELECT DATEDIFF( minute, '1999-07-13 06:07:12', '1999-07-13 10:07:12' ); |
次の文は、値 1051040527 を返します。
SELECT MINUTES( '1998-07-13 06:07:12' ); |
次の文は、タイムスタンプ 1999-05-12 21:10:07.000 を返します。2 つ目の例 (DATEADD) の使用をおすすめします。
SELECT MINUTES( CAST( '1999-05-12 21:05:07' AS DATETIME ), 5); SELECT DATEADD( minute, 5, '1999-05-12 21:05:07' ); |
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