次のいずれかの方法で、日付と時刻をデータベースから検索します。
インタフェースを使うときは、文字列として
ODBC を使うときは、TIMESTAMP 構造体として
Embedded SQL を使うときは、SQLDATETIME 構造体として
日付または時刻を文字列として検索する場合は、データベース・オプション date_format、time_format、timestamp_format によって指定されているフォーマットで検索します。これらのオプションの説明については、SET OPTION 文を参照してください。
日付と時刻を扱う関数の詳細については、日付と時刻関数を参照してください。日付については次の算術演算子を使います。
timestamp + integer 日付またはタイムスタンプに指定日数を加算する。
timestamp - integer 日付またはタイムスタンプから指定日数を減算する。
date - date 2 つの日付またはタイムスタンプの間の日数を計算する。
date + time 与えられた日付と時刻を結合するタイムスタンプを作成する。
SQL Anywhere では、広く認められているアルゴリズムを使用して閏年の決定を行います。このアルゴリズムを使用すると、4 で割り切れる年は閏年と見なされます。1900 年などの世紀にあたる年の場合は、400 で割り切れれば閏年となります。
SQL Anywhere ではすべての閏年を正確に処理します。たとえば、次の SQL 文は "Tuesday" という値を返します。
SELECT DAYNAME('2000-02-29'); |
SQL Anywhere は閏年 2000 年 2 月 29 日を日付として認め、この日付を考慮して曜日を判断します。
ただし、次の文は SQL Anywhere では拒否されます。
SELECT DAYNAME('2001-02-29'); |
エラー・メッセージ「値 '2001-02-29' を日付に変換できません」が表示されます。これは、2 月 29 日が 2001 年には存在しないためです。
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