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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL リファレンス » システム・オブジェクト » システム・プロシージャ » システム・プロシージャのアルファベット順リスト

 

sa_get_request_times システム・プロシージャ

要求ログを分析し、文の実行時間を判別します。

構文
sa_get_request_times( filename
  [, conn_id
  [, first_file
  [, num_files ] ] ]
)
引数
  • filename   要求ロギングのファイル名を指定する任意の LONG VARCHAR パラメータ。

  • conn_id   接続の ID 番号を指定する任意の UNSIGNED INTEGER パラメータ。

  • first_file   分析する最初のファイルを指定する任意の INTEGER パラメータ。

  • num_files   分析する要求ログ・ファイルの数を指定する任意の INTEGER パラメータ。

備考

このプロシージャは、指定された要求ログを読み込み、ログから文とその実行時間をグローバル・テンポラリ・テーブル satmp_request_time に渡します。

INSERT や UPDATE のような文の場合、実行時間は単純です。クエリの場合は、文を記述する、カーソルを開く、ローをフェッチする、カーソルを閉じるなどの各操作を含め、文を準備してから削除するまでの時間が計算されます。ほとんどのクエリの場合、これには所要時間が正確に反映されます。カーソルが開いている間に、オペレータ操作やクライアント処理などの他のイベントが発生した場合は、時間値が大きく見えますが、クエリが高コストであることを示しているわけではありません。

このプロシージャは要求ログ内のホスト変数を認識し、それらの値をグローバル・テンポラリ・テーブル satmp_request_hostvar に移植します。このテンポラリ・テーブルがない古いデータベースの場合、ホスト変数の値は無視されます。

ログ・ファイルを指定しない場合、デフォルトは現在のログ・ファイルです。このファイルは、-zo を使用してコマンドで指定するか、または次のように指定します。

sa_server_option( 'RequestLogFile', filename )

接続 ID を指定すると、ログからの情報のフィルタに使用され、その接続に関する要求だけが取り出されます。

パーミッション

DBA 権限が必要です。

関連する動作

オートコミット

次のコマンドは、ファイル req.out.3req.out.4、および req.out.5 内の要求の実行回数を取得します。

CALL sa_get_request_times('req.out',0,3,3);
参照