この文は、パブリケーションに対するユーザのサブスクリプションの開始に使用します。
START SUBSCRIPTION TO publication-name [ ( subscription-value ) ] FOR subscriber-id, ...
publication-name このパブリケーション名でユーザのサブスクリプションが作成されます。パブリケーションの所有者を含めることもできます。
subscription-value パブリケーションのサブスクリプション式と照合される文字列。サブスクライバは単一のパブリケーションに対して複数のサブスクリプションを持つことがあるので、この値は必須です。
subscriber-id パブリケーションに対するサブスクライバのユーザ ID。このユーザは、パブリケーションへのサブスクリプションを持っている必要があります。
SQL Remote サブスクリプションは、パブリケーションの更新が統合データベースからリモート・データベースへ送信されたときに開始したと見なされます。
START SUBSCRIPTION 文は、サブスクリプションを管理する一連の文の 1 つです。CREATE SUBSCRIPTION 文は、サブスクライバが受信するデータを定義します。SYNCHRONIZE SUBSCRIPTION 文は、統合データベースとリモート・データベース間の一貫性を確保するためのものです。メッセージのサブスクライバへの送信を開始するには、START SUBSCRIPTION 文が必ず必要です。
各サブスクリプションの最後のデータは、サブスクリプションを開始する前のデータと一致していなければなりません。データベース抽出ユーティリティを使用してサブスクリプションの作成、同期、起動を管理することをおすすめします。データベース抽出ユーティリティを使用すれば明示的に START SUBSCRIPTION 文を実行する必要はなくなります。また、Message Agent も、サブスクリプションが同期されるとサブスクリプションを起動します。
DBA 権限が必要です。
オートコミット。
SQL/2003 ベンダ拡張。
次の文は、パブリケーション pub_contact に対するユーザ SamS のサブスクリプションを起動します。
START SUBSCRIPTION TO pub_contact FOR SamS; |
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