カラム名 | カラム型 | カラム制約 | テーブル制約 |
---|---|---|---|
dummy_col | INTEGER | NOT NULL |
DUMMY テーブルは、常に 1 つだけのローを持つ、読み込み専用のテーブルとして提供されています。これはデータベースから情報を抽出するのに役立ちます。次に、データベースから現在のユーザ ID と今日の日付を取り出す例を示します。
SELECT USER, today(*) FROM SYS.DUMMY; |
FROM 句での SYS.DUMMY はオプションです。FROM 句でテーブルが指定されない場合は、テーブルは SYS.DUMMY テーブルと見なされます。上記の例は、次のように記述できます。
SELECT USER, today(*); |
dummy_col このカラムは使用されません。テーブルはカラムなしでは作成できないので、このカラムが存在します。
SYS.DUMMY テーブルからの読み取りコストは、同様のユーザ作成テーブルからの読み取りコストよりも低いコストです。これは、SYS.DUMMY のテーブル・ページにはラッチがないためです。
アクセス・プランは、SYS.DUMMY テーブルのスキャンによって構築されるわけではありません。そうではなく、SYS.DUMMY への参照がロー・コンストラクタ・アルゴリズムに置き換えられ、これがテーブル参照を仮想化します。これにより、SYS.DUMMY の使用に伴う競合を排除できます。ただし、DUMMY は、テーブル名か相関名またはその両方として、短いプラン、長いプラン、グラフィカルなプランに引き続き表示されます。RowConstructor アルゴリズム (ROWS)を参照してください。
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