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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL リファレンス » システム・オブジェクト » システム・プロシージャ » システム・プロシージャのアルファベット順リスト

 

sa_load_cost_model システム・プロシージャ

現在のコスト・モデルを、指定したファイルに格納されているコスト・モデルで置換します。

構文
sa_load_cost_model ( file_name )
引数
  • file_name   ロードするコスト・モデル・ファイルの名前を指定する CHAR(1024) パラメータ。

備考

オプティマイザは、コスト・モデルを使用して、クエリの最適なアクセス・プランを決定します。データベース・サーバは、各データベースのコスト・モデルを保守します。データベースのコスト・モデルは、ALTER DATABASE 文の CALIBRATE SERVER 句を使用して、任意のタイミングで再調整できます。たとえば、データベースを非標準ハードウェアに移動する場合、コスト・モデルを再調整できます。

sa_load_cost_model システム・プロシージャを使用すると、ファイル (file_name) に保存されているコスト・モデルをロードできます。コスト・モデルをロードすると、データベースの現在のコスト・モデルが置換されます。

注意

sa_unload_cost_model システム・プロシージャは、sa_load_cost_model がロードするファイルに CALIBRATE PARALLEL READ 情報を含めません。

大量に同一ハードウェアのインストールがある場合、sa_load_cost_model システム・プロシージャを使用すると、繰り返しの時間がかかる再調整動作を省略できます。

新規コスト・モデルをロードする場合、データベースを排他的に使用する必要があります。

コスト・モデルをロードするとき、同様のハードウェアにあるデータベースの場合、生成するかどうかを検討します。大幅に異なるハードウェアに格納されているデータベースからコスト・モデルをロードすると、アクセス・プランが非効率なため、パフォーマンスが低下する可能性があります。

コスト・モデルは、sa_unload_cost_model システム・プロシージャを使用してファイルに保存されます。sa_unload_cost_model システム・プロシージャを参照してください。

パーミッション

DBA 権限が必要です。

関連する動作

データベース・サーバは新規コスト・モデルをロードした後に COMMIT を実行します。

参照

次の例は、costmodel8 というファイルからコスト・モデルをロードします。

CALL sa_load_cost_model( 'costmodel8' );