現在のコスト・モデルを特定のファイルにアンロードします。
sa_unload_cost_model ( file_name )
file_name データのアンロード先となるファイルの名前を指定する CHAR(256) パラメータ。システム・プロシージャを実行するデータベース・サーバなので、file_name はデータベース・サーバ・コンピュータ上のファイルを指定します。また、相対的な file_name の場合、データベース・サーバの開始ディレクトリに相対するファイルを指定します。
オプティマイザは、コスト・モデルを使用して、クエリの最適なアクセス・プランを決定します。データベース・サーバは、各データベースのコスト・モデルを保守します。データベースのコスト・モデルは、ALTER DATABASE 文の CALIBRATE SERVER 句を使用して、任意のタイミングで再調整できます。たとえば、データベースを非標準ハードウェアに移動する場合、コスト・モデルを再調整できます。
sa_unload_cost_model システム・プロシージャは、コスト・モデルを ASCII ファイルに保存できます (file_name)。次に、別のデータベースにログインして、sa_load_cost_model システム・プロシージャを使用して、最初のデータベースから 2 番目のデータベースへとコスト・モデルをロードできます。これによって、2 番目のデータベースをレプリケートする必要はなくなります。
sa_unload_cost_model システム・プロシージャは、ファイルに CALIBRATE PARALLEL READ 情報を含めません。
大量に類似ハードウェアのインストールがある場合、sa_unload_cost_model システム・プロシージャを使用すると、繰り返しの時間がかかる再調整動作を省略できます。
DBA 権限が必要です。
ファイルを作成するには書き込み権限が必要です。
なし
次の例は、costmodel8 というファイルにコスト・モデルをアンロードします。
CALL sa_unload_cost_model( 'costmodel8' ); |
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