ファイルを読み込み、そのファイルの内容を LONG BINARY 変数として返します。
xp_read_file( filename )
filename 内容を返す対象ファイルの名前を指定する LONG VARCHAR パラメータ。
この関数は指定したファイルの内容を読み込んで、結果を LONG BINARY 変数として返します。
filename には、データベース・サーバの開始ディレクトリからの相対ファイル名を指定します。
この関数は、ファイルに保存されているドキュメントやイメージ全体をテーブルに挿入するときに役立ちます。ファイルが読み込めない場合は、関数は NULL を返します。
データ・ファイルの文字セットが異なる場合は、CSCONVERT 関数を使用すると文字セットを変換できます。CSCONVERT 関数 [文字列]を参照してください。
また、CSCONVERT 関数を使用すると、xp_read_file システム・プロシージャを使用するときに文字セット変換の要件を指定できます。CSCONVERT 関数 [文字列]を参照してください。
DBA 権限が必要です。
次の文は、テーブル t1 のカラム picture にイメージを挿入します (他のカラムが NULL を受け入れることができると仮定しています)。
INSERT INTO t1 ( picture ) SELECT xp_read_file( 'portrait.gif' ); |
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