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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL リファレンス » システム・オブジェクト » システム・プロシージャ » システム・プロシージャのアルファベット順リスト

 

xp_read_file システム・プロシージャ

ファイルを読み込み、そのファイルの内容を LONG BINARY 変数として返します。

構文
xp_read_file( filename )
引数
  • filename   内容を返す対象ファイルの名前を指定する LONG VARCHAR パラメータ。

備考

この関数は指定したファイルの内容を読み込んで、結果を LONG BINARY 変数として返します。

filename には、データベース・サーバの開始ディレクトリからの相対ファイル名を指定します。

この関数は、ファイルに保存されているドキュメントやイメージ全体をテーブルに挿入するときに役立ちます。ファイルが読み込めない場合は、関数は NULL を返します。

データ・ファイルの文字セットが異なる場合は、CSCONVERT 関数を使用すると文字セットを変換できます。CSCONVERT 関数 [文字列]を参照してください。

また、CSCONVERT 関数を使用すると、xp_read_file システム・プロシージャを使用するときに文字セット変換の要件を指定できます。CSCONVERT 関数 [文字列]を参照してください。

パーミッション

DBA 権限が必要です。

参照

次の文は、テーブル t1 のカラム picture にイメージを挿入します (他のカラムが NULL を受け入れることができると仮定しています)。

INSERT INTO t1 ( picture )
   SELECT xp_read_file( 'portrait.gif' );