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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL リファレンス » システム・オブジェクト » システム・プロシージャ » システム・プロシージャのアルファベット順リスト

 

sa_send_udp システム・プロシージャ

指定されたアドレスに UDP パケットを送信します。

構文
sa_send_udp( 
destAddress, 
destPort, 
msg 
)
引数
  • destAddress   ホスト名または IP アドレスを指定する CHAR(254) パラメータ。

  • destPort   使用するポート番号を指定する UNSIGNED SMALLINT パラメータ。

  • msg   指定されたアドレスに送信するメッセージを指定する LONG BINARY パラメータ。この値が文字列の場合は、一重引用符で囲みます。

備考

このプロシージャは、指定されたアドレスに 1 つの UDP パケットを送信します。メッセージが正常に送信された場合は 0 を返し、エラーが発生した場合はエラー・コードを返します。エラー・コードは次のいずれかです。

  • UDP ソケットで送信するにはメッセージが大きすぎる場合 (サイズはオペレーティング・システムによって決定)、または送信先アドレスに問題がある場合は -1

  • オペレーティング・システムによって返される Winsock/Posix エラー・コード

msg パラメータにバイナリ・データが含まれる場合、または文字列よりも複雑な場合は、変数を使用する必要があります。次に例を示します。

CREATE VARIABLE v LONG BINARY;
SET v='This is a UDP message';
SELECT dbo.sa_send_udp( '10.25.99.124', 1234, v );
DROP VARIABLE v;

このプロシージャを Mobile Link サーバで開始される同期とともに使用して、リスナ・ユーティリティ (dblsn.exe) を起動できます。リスナに通知する方法として sa_send_udp システム・プロシージャを使用する場合は、UDP パケットに 1 を追加してください。この数字は、サーバで開始された同期プロトコル番号です。Mobile Link の将来のバージョンでは、新しいプロトコル・バージョンによってリスナの動作が変更される可能性があります。

パーミッション

DBA 権限が必要です。

関連する動作

なし

次の例は、メッセージ「This is a test」をポート 2345 の IP アドレス 10.25.99.196 に送信します。

CALL sa_send_udp( '10.25.99.196', 2345', 'This is a test' );