GRANT 文によってパーミッションが与えられると、SYSTABLEPERM システム・ビューに格納されます。このビューの各ローは、1 つのテーブル、パーミッションを与えるユーザ ID (grantor)、そしてパーミッションを与えられるユーザ ID (grantee) に対応します。このビューの基本となるシステム・テーブルは ISYSTABLEPERM です。
カラム名 | カラム型 | 説明 |
---|---|---|
stable_id | UNSIGNED INT | パーミッションが適用されるテーブルまたはビューのテーブル番号。 |
grantee | UNSIGNED INT | パーミッションを受けるユーザ ID のユーザ番号。 |
grantor | UNSIGNED INT | パーミッションを付与するユーザ ID のユーザ番号。 |
selectauth | CHAR(1) | SELECT パーミッションが付与されたかどうかを示します。可能な値は Y、N、または G です。これらの値の詳細については、以下の備考部分を参照してください。 |
insertauth | CHAR(1) | INSERT パーミッションが付与されたかどうかを示します。可能な値は Y、N、または G です。これらの値の詳細については、以下の備考部分を参照してください。 |
deleteauth | CHAR(1) | DELETE パーミッションが付与されたかどうかを示します。可能な値は Y、N、または G です。これらの値の詳細については、以下の備考部分を参照してください。 |
updateauth | CHAR(1) | UPDATE パーミッションが、テーブル内のすべてのカラムに付与されたかどうかを示します。可能な値は Y、N、または G です。これらの値の詳細については、以下の備考部分を参照してください。 |
updatecols | CHAR(1) | UPDATE パーミッションが、基本となるテーブル内の一部のカラムだけに付与されたかどうかを示します。updatecols が "Y" であれば、カラムに UPDATE パーミッションを与える 1 つまたは複数のローが、SYSCOLPERM システム・ビューにあります。 |
alterauth | CHAR(1) | ALTER パーミッションが付与されたかどうかを示します。可能な値は Y、N、または G です。これらの値の詳細については、以下の備考部分を参照してください。 |
referenceauth | CHAR(1) | REFERENCES パーミッションが付与されたかどうかを示します。可能な値は Y、N、または G です。これらの値の詳細については、以下の備考部分を参照してください。 |
与えられるパーミッションには型がいくつかあります。各パーミッションは、次の 3 つの内の 1 つの値を持ちます。
N No。grantee はこのパーミッションを grantor から付与されていません。
Y Yes。grantee はこのパーミッションを grantor から付与されています。
G grantee はこのパーミッションを受けています。また、grantee は同じパーミッションを他のユーザに付与できます。GRANT 文を参照してください。
grantee は同じテーブルに関するパーミッションを、他の grantor から受けることがあります。その場合、この情報は、SYSTABLEPERM システム・ビューの異なるローで見つかります。
PRIMARY KEY (stable_id, grantee, grantor)
FOREIGN KEY (stable_id) REFERENCES SYS.ISYSTAB (table_id)
FOREIGN KEY (grantor) REFERENCES SYS.ISYSUSER (user_id)
FOREIGN KEY (grantee) REFERENCES SYS.ISYSUSER (user_id)
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