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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL リファレンス » SQL の使用 » SQL 関数 » SQL 関数 (P ~ Z)

 

WRITE_CLIENT_FILE 関数 [文字列]

クライアント・コンピュータ上にファイルを作成して書き込みます。

構文
WRITE_CLIENT_FILE( filename, blob-expression [, 'A' ] )
パラメータ
  • filename   クライアント・コンピュータ上のファイル名。ファイル名は、クライアント・コンピュータ上で、クライアント・アプリケーションの現在の作業ディレクトリとの相対パスとして解決されます。

  • blob-expression   クライアント・コンピュータ上の filename に書き込まれるバイナリ文字列。

  • A   デフォルトでは、ファイルがすでに存在する場合は、そのファイルが上書きされます。既存のデータにデータを追加する場合は、'A' を指定します。ファイルがまだ存在しないときに 'A' を指定した場合でも、ファイルは作成されます。

戻り値

INT

備考

データベース・サーバは、データベースの文字セットからクライアントの文字セットに filename を変換します。クライアント・コンピュータ上では、filename がオペレーティング・システムの文字セットに変換されます。

データがバイナリ文字列であるため、データを特定の文字セットにしたり、圧縮や暗号化を行う場合は、データにこれらの処理を実行してから、WRITE_CLIENT_FILE 関数に送信する必要があります。

クライアントのソフトウェア・ライブラリによってファイルの読み込みが行われ、Command Sequence 通信プロトコルを使用してデータの転送が実行されます。

パーミッション

クライアント・コンピュータにあるファイルに書き込む場合

  • WRITECLIENTFILE 権限が必要です。WRITECLIENTFILE 権限を参照してください。

  • クライアント・アプリケーションには、書き込みを行うコンピュータの書き込みパーミッションが必要です。

  • allow_write_client_file データベース・オプションが有効になっている必要があります。allow_write_client_file オプション [データベース]を参照してください。

  • write_client_file セキュア機能が有効になっている必要があります。-sf サーバ・オプションを参照してください。

参照
標準と互換性
  • SQL/2003   ベンダ拡張。