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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL リファレンス » システム・オブジェクト » システム・プロシージャ » システム・プロシージャのアルファベット順リスト

 

xp_startsmtp システム・プロシージャ

SMTP で電子メール・セッションを開始します。

構文
xp_startsmtp( 
smtp_sender = email-address
, smtp_server = smtp-server
[, smtp_port = port-number ]
[, timeout = timeout ] 
[, smtp_sender_name = username ]
[, smtp_auth_username = auth-username
[, smtp_auth_password = auth-password
)
引数
  • smtp_sender   送信者の電子メール・アドレスを指定する LONG VARCHAR パラメータ。

  • smtp_server   使用する SMTP サーバを指定する LONG VARCHAR パラメータ。これはサーバ名または IP アドレスになります。

  • smtp_port   SMTP サーバで接続するポート番号を指定する任意の INTEGER パラメータ。デフォルトは 25。

  • timeout   データ・サーバからの応答を待機する秒数を指定する任意の INTEGER パラメータ。この秒数が経過すると、xp_sendmail の現在の呼び出しは中止します。デフォルトは 60 秒です。

  • smtp_sender_name   送信者の電子メールアドレスのエイリアスを指定する任意の LONG VARCHAR パラメータ。たとえば、電子メールアドレスの代わりに「JSmith」などを指定します。

  • smtp_auth_username   認証を必要とする SMTP サーバに示すユーザ名を指定する任意の LONG VARCHAR パラメータ。

  • smtp_auth_password   認証を必要とする SMTP サーバに示すユーザ名を指定する任意の LONG VARCHAR パラメータ。

パーミッション

DBA 権限が必要です。

備考

xp_startsmtp は、SMTP サーバに接続し、指定された電子メール・アドレスのメール・セッションを開始するシステム・プロシージャです。この接続はタイムアウトになります。そのため、executing xp_sendmail を実行する直前に、xp_start_smtp を呼び出すことをおすすめします。

ウィルス・スキャナは xp_startsmtp に影響を与え、その結果エラー・コード 100 を返す可能性があります。McAfee VirusScan バージョン 8.0.0 以降には、電子メールのワームを大量送信されないようにし、さらに xp_sendmail が正しく実行するのを妨げる設定があります。ウィルス・スキャン・ソフトウェアで、大量メール送信の保護を回避する処理を指定できる場合、dbeng11.exedbsrv11.exe を指定します。たとえば、McAfee VirusScan では、この 2 つの処理を大量送信を防ぐために [Properties] 領域の [Excluded Processes] に 2 つの処理を追加できます。

リターン・コード

MAPI と SMTP 用のシステム・プロシージャのリターン・コードを参照してください。

参照