SMTP で電子メール・セッションを開始します。
xp_startsmtp( smtp_sender = email-address , smtp_server = smtp-server [, smtp_port = port-number ] [, timeout = timeout ] [, smtp_sender_name = username ] [, smtp_auth_username = auth-username [, smtp_auth_password = auth-password )
smtp_sender 送信者の電子メール・アドレスを指定する LONG VARCHAR パラメータ。
smtp_server 使用する SMTP サーバを指定する LONG VARCHAR パラメータ。これはサーバ名または IP アドレスになります。
smtp_port SMTP サーバで接続するポート番号を指定する任意の INTEGER パラメータ。デフォルトは 25。
timeout データ・サーバからの応答を待機する秒数を指定する任意の INTEGER パラメータ。この秒数が経過すると、xp_sendmail の現在の呼び出しは中止します。デフォルトは 60 秒です。
smtp_sender_name 送信者の電子メールアドレスのエイリアスを指定する任意の LONG VARCHAR パラメータ。たとえば、電子メールアドレスの代わりに「JSmith」などを指定します。
smtp_auth_username 認証を必要とする SMTP サーバに示すユーザ名を指定する任意の LONG VARCHAR パラメータ。
smtp_auth_password 認証を必要とする SMTP サーバに示すユーザ名を指定する任意の LONG VARCHAR パラメータ。
DBA 権限が必要です。
xp_startsmtp は、SMTP サーバに接続し、指定された電子メール・アドレスのメール・セッションを開始するシステム・プロシージャです。この接続はタイムアウトになります。そのため、executing xp_sendmail を実行する直前に、xp_start_smtp を呼び出すことをおすすめします。
ウィルス・スキャナは xp_startsmtp に影響を与え、その結果エラー・コード 100 を返す可能性があります。McAfee VirusScan バージョン 8.0.0 以降には、電子メールのワームを大量送信されないようにし、さらに xp_sendmail が正しく実行するのを妨げる設定があります。ウィルス・スキャン・ソフトウェアで、大量メール送信の保護を回避する処理を指定できる場合、dbeng11.exe と dbsrv11.exe を指定します。たとえば、McAfee VirusScan では、この 2 つの処理を大量送信を防ぐために [Properties] 領域の [Excluded Processes] に 2 つの処理を追加できます。
MAPI と SMTP 用のシステム・プロシージャのリターン・コードを参照してください。
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