再帰共通テーブル式に適用される制限を次に示します。
他の再帰共通テーブル式への参照は、再帰共通テーブル式の定義内に含められません。このため、再帰共通テーブル式は相互に再帰できません。ただし、非再帰共通テーブル式には、再帰共通テーブル式への参照を含められます。また再帰共通テーブル式には、非再帰共通テーブル式への参照を含められます。
初期サブクエリと再帰サブクエリ間で唯一許可されている set 演算子は、UNION ALL です。他の set 演算子は許可されていません。
再帰サブクエリ定義内では、再帰テーブル式への自己参照は再帰サブクエリの FROM 句内のみに含めることができます。
再帰サブクエリの FROM 句内に自己参照が含まれる場合、再帰テーブルへの参照は外部ジョインの NULL 入力側に含められません。
再帰サブクエリには、DISTINCT 句、GROUP BY 句、ORDER BY 句は含められません。
再帰サブクエリでは、集合関数はすべて使用できません。
再帰サブクエリの暴走を防ぐために、再帰レベル数が max_recursive_iterations オプションの現在の設定を超えるとエラーが生成されます。このオプションのデフォルト値は 100 です。
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |