CREATE SERVER 文を使用して、リモート・サーバ定義を設定します。Sybase Central を使用したリモート・サーバ定義の作成方法については、Sybase Central を使用したリモート・サーバの作成を参照してください。
ODBC 接続では、各リモート・サーバは ODBC データ・ソースに対応します。SQL Anywhere を含むいくつかのシステムでは各データ・ソースがデータベースを記述するので、データベースのそれぞれに個別のリモート・サーバ定義が必要になります。
リモート・サーバを作成するには、RESOURCE 権限が必要です。
UNIX プラットフォームでは、ODBC ドライバ・マネージャも参照する必要があります。
CREATE SERVER 文の詳細については、CREATE SERVER 文を参照してください。
次の文は、RemoteASE という Adaptive Server Enterprise サーバのエントリを ISYSSERVER システム・テーブルに作成します。
CREATE SERVER RemoteASE CLASS 'ASEJDBC' USING 'rimu:6666'; |
RemoteASE リモート・サーバの名前
ASEJDBC リモート・サーバが Adaptive Server Enterprise であり、そのサーバへの接続には JDBC が使われることを示すキーワード
rimu:6666 リモート・サーバが存在するコンピュータの名前と TCP/IP ポート番号
次の文は、RemoteSA という ODBC ベースの SQL Anywhere サーバのエントリを ISYSSERVER システム・テーブルに作成します。
CREATE SERVER RemoteSA CLASS 'SAODBC' USING 'test4'; |
RemoteSA このデータベース内で識別するリモート・サーバの名前
SAODBC サーバが SQL Anywhere であり、そのサーバへの接続に ODBC が使われることを示すキーワード
test4 ODBC データ・ソース名 (DSN)
次の文は、UNIX プラットフォームで RemoteSA という ODBC ベースの SQL Anywhere サーバのエントリを ISYSSERVER システム・テーブルに作成します。
CREATE SERVER RemoteSA CLASS 'SAODBC' USING 'driver=SQL Anywhere 11;dsn=my_sa_dsn'; |
RemoteSA このデータベース内で識別するリモート・サーバの名前
SAODBC サーバが SQL Anywhere であり、そのサーバへの接続に ODBC が使われることを示すキーワード
USING ODBC ドライバ・マネージャへの参照
UNIX プラットフォームでは、次の文を使って、ODBC ベースの Adaptive Server Enterprise サーバ RemoteASE のエントリを ISYSSERVER システム・テーブルに作成します。
CREATE SERVER RemoteASE CLASS 'ASEODBC' USING '/opt/sybase/ase_odbc_1500/DataAccess/ODBC/lib/libsybdrvodb.so;dsn=my_ase_dsn'; |
RemoteASE このデータベース内で識別するリモート・サーバの名前
ASEODBC サーバが Adaptive Server Enterprise であり、そのサーバへの接続に ODBC が使われることを示すキーワード
USING ODBC ドライバ・マネージャへの参照
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