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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » データベースの作成 » データ整合性の確保

 

カラム・デフォルトの使い方

カラム・デフォルトを設定すると、データベース・テーブルに新しいローが追加された場合、常に指定された値が一定のカラムへ自動的に設定されます。デフォルト値の設定には、クライアント・アプリケーション側からの処理は特に必要ありません。一方、クライアント・アプリケーションがカラムに値を設定すると、その値がデフォルト値に上書きされます。

カラム・デフォルトは、ローが挿入された日付や時刻、入力するユーザのユーザ ID などの情報を、カラムにすばやく自動的に入力する場合に便利です。カラム・デフォルトはデータの整合性を向上させますが、確実なものではありません。クライアント・アプリケーションはデフォルト値を自由に上書きできます。

サポートされているデフォルト値

SQL では、次のデフォルト値をサポートしています。

  • CREATE TABLE 文または ALTER TABLE 文で指定した文字列。

  • CREATE TABLE 文または ALTER TABLE 文で指定した数値。

  • AUTOINCREMENT:自動的に増分される数値。既存のカラムの最大値に、自動的に 1 を加えます。

  • デフォルトの GLOBAL AUTOINCREMENT:複数のデータベースにユニークなプライマリ・キーを保証します。

  • NEWID 関数を使用して生成されるユニバーサル・ユニーク識別子 (UUID)。

  • 現在の日付、時刻、タイムスタンプ。

  • データベース・ユーザの現在のユーザ ID。

  • NULL 値。

  • データベース・オブジェクトを参照していない定数式。


カラム・デフォルトの作成
カラム・デフォルトの変更と削除
Sybase Central でカラム・デフォルトを設定する
現在の日付/時刻デフォルト
ユーザ ID デフォルト
オートインクリメント・デフォルト
GLOBAL AUTOINCREMENT デフォルト
NEWID デフォルト
NULL デフォルト
文字列と数値デフォルト
定数式デフォルト