UNLOAD 文は、クエリ結果をファイルにエクスポートするという点で OUTPUT 文に似ています。ただし、UNLOAD 文はテキスト・フォーマットでより効率的にデータをエクスポートします。UNLOAD 文は、1 行に 1 ローずつ、値をカンマで区切ってエクスポートします。
次の場合は、UNLOAD 文を使用してデータをアンロードします。
パフォーマンスが問題で、クエリ結果をエクスポートする場合
テキスト・フォーマットで出力データを格納する場合
アプリケーションにエクスポート・コマンドを埋め込む場合
クライアント・コンピュータにあるファイルにデータをエクスポートする場合
OUTPUT 文、UNLOAD 文、UNLOAD TABLE 文のいずれかを選択できる場合は、パフォーマンスを考慮して UNLOAD TABLE 文を選択します。
UNLOAD 文を使用するには、文の一部として指定する SELECT の実行に必要なパーミッションが必要です。
UNLOAD 文を使用できるユーザの管理の詳細については、-gl サーバ・オプションを参照してください。
UNLOAD 文は現在の独立性レベルで実行されます。
SQL Anywhere のサンプル・データベースを使用し、次のコマンドを実行して Employees テーブルのサブセットをテキスト・ファイル employee_data.csv にアンロードできます。
UNLOAD SELECT * FROM Employees WHERE State = 'GA' TO 'employee_data.csv'; |
データベース・サーバで結果セットをアンロードするため、employee_data.csv にはデータベース・サーバ・コンピュータ上のファイルを指定します。
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