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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » リモート・データとバルク・オペレーション » データのインポートとエクスポート » データのエクスポート

 

UNLOAD 文を使用したデータのエクスポート

UNLOAD 文は、クエリ結果をファイルにエクスポートするという点で OUTPUT 文に似ています。ただし、UNLOAD 文はテキスト・フォーマットでより効率的にデータをエクスポートします。UNLOAD 文は、1 行に 1 ローずつ、値をカンマで区切ってエクスポートします。

次の場合は、UNLOAD 文を使用してデータをアンロードします。

  • パフォーマンスが問題で、クエリ結果をエクスポートする場合

  • テキスト・フォーマットで出力データを格納する場合

  • アプリケーションにエクスポート・コマンドを埋め込む場合

  • クライアント・コンピュータにあるファイルにデータをエクスポートする場合

データベースに対する影響

OUTPUT 文、UNLOAD 文、UNLOAD TABLE 文のいずれかを選択できる場合は、パフォーマンスを考慮して UNLOAD TABLE 文を選択します。

UNLOAD 文を使用するには、文の一部として指定する SELECT の実行に必要なパーミッションが必要です。

UNLOAD 文を使用できるユーザの管理の詳細については、-gl サーバ・オプションを参照してください。

UNLOAD 文は現在の独立性レベルで実行されます。

SQL Anywhere のサンプル・データベースを使用し、次のコマンドを実行して Employees テーブルのサブセットをテキスト・ファイル employee_data.csv にアンロードできます。

UNLOAD 
SELECT * FROM Employees 
WHERE State = 'GA'
TO 'employee_data.csv';

データベース・サーバで結果セットをアンロードするため、employee_data.csv にはデータベース・サーバ・コンピュータ上のファイルを指定します。

参照