データベース・アンロード・ウィザードは、既存のデータベースを新しいデータベースにアンロードするために使用します。
データベース・アンロード・ウィザードを使用してデータベースをアンロードする際、データベース内のすべてのオブジェクトをアンロードするのか、またはデータベースからテーブルのサブセットのみをアンロードするのかを選択できます。[所有者フィルタの設定] ウィンドウ内で選択したユーザ用のテーブルのみが、データベース・アンロード・ウィザードに表示されます。特定のデータベース・ユーザに属するテーブルを表示させたい場合、アンロードするデータベースを右クリックし、[所有者フィルタの設定] を選択してから、表示されるウィンドウでユーザを選択します。
テーブルだけをアンロードするときには、テーブルを所有するユーザ ID はアンロードされません。テーブルを所有するユーザ ID を新しいデータベースに作成してからテーブルを再ロードする必要があります。
データベース・アンロード・ウィザードを使用すると、データベース全体をカンマ区切りのテキスト・フォーマットでアンロードし、データベース全体の再作成に必要な Interactive SQL コマンド・ファイルを作成することもできます。これは、SQL Remote を抽出するときや、同一または少しだけ修正した構造を持つデータベースを新しく作成するときに便利です。データベース・アンロード・ウィザードは、SQL Anywhere 内での再使用を目的として SQL Anywhere ファイルをエクスポートするときに便利です。
データベース・アンロード・ウィザードでは、再ロード・ファイルではなく、既存のデータベースまたは新しいデータベースへ再ロードするオプションもあります。
dbunload ユーティリティとデータベース・アンロード・ウィザードは、機能的に同じものです。どちらを使っても同じ結果が得られます。
アンロードするデータベースが実行中のときにデータベース・アンロード・ウィザードを起動すると、アンロードの前に SQL Anywhere プラグインによってデータベースが自動的に停止されます。
データベースのアンロードに関する特記事項については、アンロード・ユーティリティ (dbunload)を参照してください。
[ツール] - [SQL Anywhere 11] - [データベースのアンロード] を選択します。
データベース・アンロード・ウィザードの指示に従います。
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