テーブル内のすべてのデータを選択して、クエリ結果をエクスポートすることにより、テーブルをエクスポートできます。クエリ結果のエクスポートを参照してください。
同じ手順を使用して、ビューもエクスポートできます。
次のコマンドを実行します。
dbunload -c "DBN=demo;UID=DBA;PWD=sql" -t Employees c:\DataFiles |
このコマンドの -c ではデータベース接続パラメータを指定し、-t ではエクスポートする 1 つまたは複数のテーブルの名前を指定します。この dbunload コマンドは、データを SQL Anywhere サンプル・データベース (デフォルトのデータベース名でデフォルトのデータベース・サーバ上で実行されていると仮定) からサーバ・コンピュータ上の c:\DataFiles ディレクトリのファイル・セットにアンロードします。データ・ファイルからテーブルを再構築するのに必要なコマンド・ファイルは、デフォルト名 reload.sql として現在のローカル・ディレクトリに作成されます。
カンマ (,) をデリミタとしてテーブル名を区切ると、複数のテーブルをアンロードできます。
UNLOAD TABLE 文を実行します。次に例を示します。
UNLOAD TABLE Departments TO 'departments.csv'; |
この文は、SQL Anywhere サンプル・データベースの Departments テーブルをデータベース・サーバの現在の作業ディレクトリにある departments.csv ファイルにアンロードします。ネットワーク・データベース・サーバに対して実行する場合、このコマンドはクライアント・コンピュータにではなく、サーバ上のファイルにデータをアンロードします。また、ファイル名はサーバに文字列として渡されます。ディレクトリ名やファイル名が n (\n は改行文字) またはその他の特殊文字で始まる場合は、ファイル名に円記号 (エスケープ文字) を使用すれば誤った解釈を避けることができます。
テーブルの各ローは出力ファイルの 1 行に書き出されます。また、カラム名はエクスポートされません。各カラムはカンマで区切られます。デリミタに使う文字は、DELIMITED BY 句で変更できます。フィールドは固定幅ではありません。エクスポートされるのは、各エントリの文字だけで、カラム幅全体ではありません。
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