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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » データベースの作成 » データベース・オブジェクトの使用 » プライマリ・キーの管理

 

プライマリ・キーの管理 (SQL の場合)

Interactive SQL では、CREATE TABLE 文と ALTER TABLE 文を使用して、プライマリ・キーを作成し、修正できます。これらの文によって、カラムの制約や検査など、多くのテーブル属性を設定できます。

プライマリ・キーのカラムに NULL 値を含むことはできません。このため、プライマリ・キーのカラムには、NOT NULL を指定します。

♦  プライマリ・キーを追加するには、次の手順に従います (SQL の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. プライマリ・キーを設定するテーブルに対して、ALTER TABLE 文を実行します。

♦  プライマリ・キーを修正するには、次の手順に従います (SQL の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. ALTER TABLE 文を実行して、既存のプライマリ・キーを削除します。

  3. ALTER TABLE 文を実行して、プライマリ・キーを追加します。

♦  プライマリ・キーを削除するには、次の手順に従います (SQL の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. DELETE PRIMARY KEY 句を使用した ALTER TABLE 文を実行します。

例 1

次の文は、Skills という名前のテーブルを作成し、SkillID カラムをプライマリ・キーとして割り当てます。

CREATE TABLE Skills (
   SkillID INTEGER NOT NULL,
   SkillName CHAR( 20 ) NOT NULL,
   SkillType CHAR( 20 ) NOT NULL,
   PRIMARY KEY( SkillID )
);

プライマリ・キー値は、テーブル内のローごとにユニークである必要があります。この例では、特定の SkillID を持つローを複数設定できません。テーブルの各ローは、そのプライマリ・キーによってユニークに識別されます。

プライマリ・キーに SkillID カラムと Skillname カラムを組み合わせて使用するようにプライマリ・キーを変更する場合は、作成したプライマリ・キーを削除してから、新しいプライマリ・キーを追加する必要があります。

ALTER TABLE Skills DELETE PRIMARY KEY
ALTER TABLE Skills ADD PRIMARY KEY ( SkillID, SkillName );

ALTER TABLE 文プライマリ・キーの管理 (Sybase Central の場合)を参照してください。