オプティマイザは、最適化処理で使用できるマテリアライズド・ビューのリストを管理します。マテリアライズド・ビューの定義にオプティマイザが拒否するような特定の要素が含まれる場合、またはマテリアライズド・ビューが使用するには古すぎる場合、そのビューは最適化で使用される候補にはなりません。最適化処理でマテリアライズド・ビューが候補と見なされる条件については、マテリアライズド・ビューによるパフォーマンスの向上を参照してください。
デフォルトでオプティマイザはマテリアライズド・ビューを使用できます。ただし、マテリアライズド・ビューがクエリで明示的に参照されないかぎり、オプティマイザによるマテリアライズド・ビューの使用を無効にできます。
オプティマイザが使用する場合にマテリアライズド・ビューが有効であるか、無効であるかを判断するには、sa_materialized_view_info システム・プロシージャを使用します。sa_materialized_view_info システム・プロシージャを参照してください。
DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
左ウィンドウ枠で、[ビュー] をダブルクリックします。
マテリアライズド・ビューを右クリックして、[プロパティ] を選択します。
[一般] タブをクリックして、[最適化に使用] をオンにします。
[OK] をクリックします。
DBA 権限のあるユーザとして、またはマテリアライズド・ビューの所有者として、データベースに接続します。
ENABLE USE IN OPTIMIZATION 句を使用して ALTER MATERIALIZED VIEW 文を実行します。
次の文は、最適化でビュー EmployeeConfid77 の使用を有効にします。
ALTER MATERIALIZED VIEW GROUPO.EmployeeConfid77 ENABLE USE IN OPTIMIZATION; |
DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
左ウィンドウ枠で、[ビュー] をダブルクリックします。
マテリアライズド・ビューを右クリックして、[プロパティ] を選択します。
[一般] タブをクリックして、[最適化に使用] をオフにします。
[OK] をクリックします。
DBA 権限のあるユーザとして、またはマテリアライズド・ビューの所有者として、データベースに接続します。
DISABLE USE IN OPTIMIZATION 句を使用して ALTER MATERIALIZED VIEW 文を実行します。
次の文は、マテリアライズド・ビュー EmployeeConfid77 を作成し、リフレッシュして、最適化での使用を無効化します。
CREATE MATERIALIZED VIEW EmployeeConfid77 AS SELECT EmployeeID, Employees.DepartmentID, SocialSecurityNumber, Salary, ManagerID, Departments.DepartmentName, Departments.DepartmentHeadID FROM Employees, Departments WHERE Employees.DepartmentID=Departments.DepartmentID; REFRESH MATERIALIZED VIEW EmployeeConfid77; ALTER MATERIALIZED VIEW EmployeeConfid77 DISABLE USE IN OPTIMIZATION; |
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