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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » データベース・パフォーマンスのモニタリングと改善 » データベース・パフォーマンスの改善 » パフォーマンス向上のためのヒント

 

断片化の削減

データベースの変更には断片化がともないます。ファイル、テーブル、またはインデックスが必要以上に断片化されていると、パフォーマンスが低下することがあります。断片化の削減は、データベースのサイズに比例して重要になります。SQL Anywhere には、ファイル、テーブル、インデックスの断片化情報を生成するストアド・プロシージャが用意されています。

パフォーマンスが大幅に低下した場合は、次の方法で対処できます。

  • 複数のテーブルで多数の削除/更新/挿入アクティビティを実行した場合は、テーブルやインデックスの断片化を削減するためにデータベースを再構築する。

  • データベースをディスク・パーティションに単独で入れ、ファイルの断片化を低減する。

  • 利用できる Windows ユーティリティの 1 つを定期的に実行して、ファイルの断片化を低減する。

  • データベースを再編成して、データベースの断片化を低減する。

  • REORGANIZE TABLE 文を使用して、テーブル内のローをデフラグしたり、DELETE によって散在したインデックスを圧縮する。テーブルを再編成すると、テーブルとインデックスの格納に使用される合計ページ数を減らし、インデックス・ツリーのレベル数も減らすことができます。