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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » データベース・パフォーマンスのモニタリングと改善 » データベース・パフォーマンスの改善 » 診断トレーシングを使用した詳細なアプリケーション・プロファイリング

 

診断トレーシングの設定の変更

診断トレーシングの設定は、運用データベースに固有です。Sybase Central のデータベース・トレーシング・ウィザードを使用すると、トレーシング・セッションを作成するときに診断トレーシングの設定を変更できます。データベース・トレーシング・ウィザードを起動する方法については、診断トレーシング・セッションの作成を参照してください。

データベース・トレーシング・ウィザードで設定する診断トレーシングの設定は、アプリケーション・プロファイリング・ウィザードの設定または動作に影響しません。アプリケーション・プロファイリング・ウィザードの設定は事前に設定され、変更できません。

sa_set_tracing_level システム・プロシージャを使用して診断トレーシング・レベルを変更することもできます。この方法では、トレーシング・セッションは開始されず、またトレーシング・セッションが実行中だった場合には失敗します。また、スコープ、条件、値などの他の設定が限られています。このプロシージャの詳細については、sa_set_tracing_level システム・プロシージャを参照してください。

♦  診断トレーシング・レベルを変更するには、次の手順に従います (Interactive SQL の場合)。
  1. DBA 権限または PROFILE 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. sa_set_tracing_level システム・プロシージャを使用して診断トレーシング・レベルを設定します。

次の文は、sa_set_tracing_level システム・プロシージャを使用して診断トレーシング・レベルを 1 に設定します。

CALL sa_set_tracing_level( 1 );

既存の設定は、診断トレーシング・レベル 1 に関連付けられているデフォルトの設定で上書きされます。各診断トレーシング・レベルに関連付けられているデフォルトの設定については、診断トレーシングのレベルを参照してください。