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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » クエリ処理 » クエリの最適化と実行 » オプティマイザの仕組み

 

パフォーマンスの自動チューニング

クエリで最も一般的な制約は、カラムの値の等価性です。たとえば、次に示すクエリは、Sex カラムの等号 (=) でテストします。

SELECT *
FROM Employees
WHERE Sex = 'f';

クエリは、2 回目の実行で異なった最適化を行うことがよくあります。上記の種類の制約に関して、SQL Anywhere は経験から学習し、値の異常な分散があるカラムに自動的に対処します。DROP STATISTICS コマンドを使用して明示的に削除しないかぎり、データベースにはこの情報が永続的に保存されます。後続のクエリにそのカラムへの述部があると、データベース・サーバがカラムのヒストグラムを再作成する場合があるので注意してください。カラム統計の更新によるオプティマイザのパフォーマンス向上を参照してください。