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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » ストアド・プロシージャとトリガ » プロシージャ、トリガ、バッチの使用 » トリガの概要

 

トリガに関する詳細情報

トリガの理解しにくい一面として、複数のトリガが同じトリガ元アクションの影響を受ける場合に、これらのトリガが実行される順序があります。競合するトリガが実行されるかどうか、また実行される場合の順序は、トリガのタイプ (BEFORE、INSTEAD OF、または AFTER) とトリガのスコープ (ローレベルまたは文レベル) の 2 点で決まります。

ローレベルのトリガの場合、BEFORE トリガが実行されてから INSTEAD OF トリガが実行され、その後に AFTER トリガが実行されます。特定のローのローレベルのトリガがすべて実行されてから、後続のローのトリガが実行されます。

文レベルのトリガの場合、INSTEAD OF トリガが実行されてから AFTER トリガが実行されます。文レベルの BEFORE トリガはサポートされていません。

文レベルとローレベルの AFTER トリガが競合する場合は、ローレベルの AFTER トリガがすべて完了してから文レベルのトリガが実行されます。

文レベルとローレベルの INSTEAD OF トリガが競合する場合、ローレベルのトリガは実行されません。


INSTEAD OF トリガ