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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » ストアド・プロシージャとトリガ » プロシージャ、トリガ、バッチの使用 » ユーザ定義関数の概要

 

ユーザ定義関数の作成

CREATE FUNCTION 文を使用してユーザ定義関数を作成します。この文を実行するには、RESOURCE 権限が必要です。

次に示す例は、2 つの文字列を、間にスペースを入れた形で結合し、姓と名前から氏名を作成するのに使います。

CREATE FUNCTION FullName( FirstName CHAR(30),
   LastName CHAR(30) )
RETURNS CHAR(61)
BEGIN
   DECLARE name CHAR(61);
   SET name = FirstName || ' ' || LastName;
   RETURN ( name );
END;

CREATE FUNCTION の構文は、CREATE PROCEDURE 文の構文と若干異なります。次に相違点を示します。

  • IN、OUT、INOUT などのキーワードは必要ありません。すべてのパラメータは IN パラメータです。

  • 返されるデータ型を指定するために RETURNS 句が必要です。

  • 返される値を指定するために RETURN 文が必要です。

Sybase Central からユーザ定義関数を作成することもできます。

♦  ユーザ定義関数を作成するには、次の手順に従います (Sybase Central の場合)。
  1. DBA 権限または RESOURCE 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. 左ウィンドウ枠で、[プロシージャとファンクション] をクリックします。

  3. [ファイル] - [新規] - [ファンクション] を選択します。

  4. ファンクション作成ウィザードの指示に従います。

  5. 右ウィンドウ枠で、[SQL] タブをクリックして、プロシージャ・コードを完了します。

    新しい関数は、[プロシージャとファンクション] に表示されます。

参照