Sybase Central では、プロシージャ作成ウィザードに、プロシージャ・テンプレートを使用するオプションもあります。また、Interactive SQL を使用し、CREATE PROCEDURE 文を実行してプロシージャを作成することもできます。プロシージャを作成するには DBA または RESOURCE 権限が必要です。
DBA 権限または RESOURCE 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
左ウィンドウ枠で、[プロシージャとファンクション] をダブルクリックします。
[ファイル] - [新規] - [プロシージャ] を選択します。
プロシージャ作成ウィザードの指示に従います。
右ウィンドウ枠で、[SQL] タブをクリックして、プロシージャ・コードを完了します。
新しいプロシージャは、[プロシージャとファンクション] に表示されます。
次に、SQL Anywhere のサンプル・データベースの Departments テーブルに対して INSERT を実行して、新しい部署を作成するプロシージャ NewDepartment の簡単な例を示します。
CREATE PROCEDURE NewDepartment( IN id INT, IN name CHAR(35), IN head_id INT ) BEGIN INSERT INTO Departments ( DepartmentID, DepartmentName, DepartmentHeadID ) VALUES ( id, name, head_id ); END; |
プロシージャの本体は複合文です。複合文は BEGIN で始まり、END で終わります。NewDepartment では、複合文は BEGIN 文と END 文に挟まれた 1 つの INSERT 文です。
プロシージャのパラメータは IN、OUT、または INOUT のいずれかです。デフォルトでは、パラメータは INOUT パラメータです。NewDepartment プロシージャのパラメータは、プロシージャによって変更されないため、すべてが IN パラメータです。パラメータを使用して呼び出し元に値を返さない場合は、パラメータを IN に設定してください。
テンポラリ・プロシージャを作成するには、CREATE PROCEDURE 文を拡張した CREATE TEMPORARY PROCEDURE 文を使用してください。テンポラリ・プロシージャは、データベースに一時的に格納されます。テンポラリ・プロシージャは、接続の終了時または削除が指定された時点で削除されます。CREATE PROCEDURE 文 [Web サービス]を参照してください。
リモート・プロシージャを作成するには、1 つ以上のリモート・サーバが必要です。次の項を参照してください。
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