プロシージャは次のいずれかの方法で、呼び出された環境に結果を返します。
個別の値を OUT または INOUT パラメータとして返す。
結果セットを返す。
RETURN 文を使って 1 つの結果を返す。
Interactive SQL を使用して、DBA として SQL Anywhere サンプル・データベースに接続します。
[SQL 文] ウィンドウ枠で、次のように入力し、従業員の平均給与を OUT パラメータとして返すプロシージャ (AverageSalary) を作成します。
CREATE PROCEDURE AverageSalary( OUT avgsal NUMERIC(20,3) ) BEGIN SELECT AVG( Salary ) INTO avgsal FROM Employees; END; |
プロシージャの結果を格納する変数を作成します。ここでは、結果は小数点以下 3 桁の数字なので、変数を次のように作成します。
CREATE VARIABLE Average NUMERIC(20,3); |
作成した変数を使ってプロシージャを呼び出します。
CALL AverageSalary( Average ); |
プロシージャが正しく作成され、実行された場合、Interactive SQL の [メッセージ] タブにエラーは表示されません。
次の文を実行して変数の値を検査します。
SELECT Average; |
出力変数 Average の値を見ます。[結果] ウィンドウ枠の [結果] タブに、この変数の値 49988.623 が表示されます。これが従業員の給与の平均値です。
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