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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » データのクエリと変更 » データのクエリ » select リスト:カラムの指定

 

クエリ結果にあるカラム名の変更

クエリ結果は一連のカラムで構成されます。デフォルトでは、各カラムの見出しは select リストに提供されている式です。

クエリ結果が表示されると、各カラムのデフォルトの見出しは、そのカラムの作成時に与えられた名前になります。別のカラム見出し、すなわち「エイリアス」を指定するには、次の方法があります。

SELECT column-name [ AS ] alias

エイリアスを作成すると結果が読みやすくなります。たとえば、次のように、部署リストの DepartmentName を Department に変更できます。

SELECT DepartmentName AS Department,
   DepartmentID AS "Identifying Number"
FROM Departments;
Department Identifying Number
R & D 100
Sales 200
Finance 300
Marketing 400
... ...
エイリアスでのスペースとキーワードの使用

DepartmentID の代わりに使用されるエイリアス integer は、識別子であるため二重引用符で囲みます。キーワードをエイリアスとして使用する場合も、二重引用符を使用します。たとえば、次のクエリは引用符がないと無効です。

SELECT DepartmentName AS Department,
   DepartmentID AS "integer"
FROM Departments;

Adaptive Server Enterprise との互換性を確保する場合は、30 バイト以下の、引用符で囲んだエイリアスを使用します。