クエリ結果は一連のカラムで構成されます。デフォルトでは、各カラムの見出しは select リストに提供されている式です。
クエリ結果が表示されると、各カラムのデフォルトの見出しは、そのカラムの作成時に与えられた名前になります。別のカラム見出し、すなわち「エイリアス」を指定するには、次の方法があります。
SELECT column-name [ AS ] alias
エイリアスを作成すると結果が読みやすくなります。たとえば、次のように、部署リストの DepartmentName を Department に変更できます。
SELECT DepartmentName AS Department, DepartmentID AS "Identifying Number" FROM Departments; |
Department | Identifying Number |
---|---|
R & D | 100 |
Sales | 200 |
Finance | 300 |
Marketing | 400 |
... | ... |
DepartmentID の代わりに使用されるエイリアス integer は、識別子であるため二重引用符で囲みます。キーワードをエイリアスとして使用する場合も、二重引用符を使用します。たとえば、次のクエリは引用符がないと無効です。
SELECT DepartmentName AS Department, DepartmentID AS "integer" FROM Departments; |
Adaptive Server Enterprise との互換性を確保する場合は、30 バイト以下の、引用符で囲んだエイリアスを使用します。
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