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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » ストアド・プロシージャとトリガ » プロシージャ、関数、トリガ、イベントのデバッグ » ブレークポイントの活用

 

ブレークポイントの設定

ブレークポイントは、指定した行で実行を中断するようデバッガに指示します。デフォルトでは、ブレークポイントはすべての接続に適用されます。

♦  ブレークポイントを設定するには、次の手順に従います。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. 左ウィンドウ枠で、[プロシージャとファンクション] をダブルクリックします。

  3. プロシージャを選択します。

  4. [モード] - [デバッグ] を選択します。

  5. [デバッグするユーザを指定してください] フィールドに * と入力してすべてのユーザをデバッグするか、デバッグ対象となるデータベース・ユーザの名前を入力します。

  6. 右ウィンドウ枠で、ブレークポイントを挿入する行をクリックします。

    クリックした行にカーソルが表示されます。

  7. [F9] キーを押します。

    コード行の左側に赤い円が表示されます。

♦  ブレークポイントを設定するには、次の手順に従います ([デバッグ] メニューの場合)。
  1. [デバッグ] - [ブレークポイント] を選択します。

  2. [新規] をクリックします。

  3. [プロシージャ] リストからプロシージャを選択します。

  4. 必要に応じて、[条件] フィールドと [カウント] フィールドにも入力します。

    条件とは、ブレークポイントが処理を中断するために TRUE に評価されなければならない SQL 式です。たとえば、特定のユーザによって作成された接続に適用されるブレークポイントを設定できます。それには、次のような条件を入力します。

    CURRENT USER = 'user-name'

    カウントとは、実行が停止するまでの、ブレークポイントのヒット数です。0 を指定した場合、そのブレークポイントで常に実行が停止されます。

  5. [OK] をクリックします。ブレークポイントが、プロシージャ内の最初の実行可能な文に設定されます。