排他テーブル・ロックは、他のトランザクションが読み込み、書き込み、スキーマの変更などの操作を行うためにテーブルにアクセスするのを防ぎます。一度に 1 つのトランザクションだけが、テーブルに対して排他ロックをかけられます。排他テーブル・ロックは、その他のすべてのテーブル・ロックとロー・ロックとの間で競合します。ただし、排他スキーマ・ロックとは異なり、独立性レベル 0 で実行しているトランザクションは、テーブル・ロックが排他的に設定されているテーブルのローを読み込むことはできます。
排他テーブル・ロックは、LOCK TABLE ... IN EXCLUSIVE MODE 文を使用することで、明示的に取得できます。REFRESH MATERIALIZED VIEW や REFRESH TEXT INDEX 文も WITH EXCLUSIVE MODE 句を提供するため、リフレッシュ操作中に、基本となるテーブルの排他テーブル・ロックの作成に使用できます。
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