Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » データベース・パフォーマンスのモニタリングと改善 » アプリケーション・プロファイリングのチュートリアル

 

チュートリアル:速度が遅い文の診断

このチュートリアルでは、データベース・トレーシング・ウィザードを使用して文の実行時間を表示する方法や、実行速度が遅い文を識別する方法を学習します。

速度が遅い文は、データベース・サーバがその文の処理に長時間かかる場合に発生します。長い処理時間は、データベースが正しく設計されていない、インデックスの使用方法が不適切、インデックスとテーブルの断片化、キャッシュ・サイズが小さいなど、いくつかの問題が原因で発生する可能性があります。また、文の形式が不正であったり、結果を得るためのショートカットが効率的に使用されていないために、文の実行速度が遅くなっている場合もあります。

このチュートリアルでは、各文に特別な要件がある場合があるため、速度の遅い文の書き換え方法は示していません。ただし、このチュートリアルでは、代替構文を使用してクエリを書き換えたときに、実行時間を検出する場所や、実行時間を比較する方法を示します。

参照

レッスン 1:診断トレーシング・セッションの作成
レッスン 2:データベース・サーバによって処理された文の確認