このチュートリアルでは、データベース・トレーシング・ウィザードを使用して文の実行時間を表示する方法や、実行速度が遅い文を識別する方法を学習します。
速度が遅い文は、データベース・サーバがその文の処理に長時間かかる場合に発生します。長い処理時間は、データベースが正しく設計されていない、インデックスの使用方法が不適切、インデックスとテーブルの断片化、キャッシュ・サイズが小さいなど、いくつかの問題が原因で発生する可能性があります。また、文の形式が不正であったり、結果を得るためのショートカットが効率的に使用されていないために、文の実行速度が遅くなっている場合もあります。
このチュートリアルでは、各文に特別な要件がある場合があるため、速度の遅い文の書き換え方法は示していません。ただし、このチュートリアルでは、代替構文を使用してクエリを書き換えたときに、実行時間を検出する場所や、実行時間を比較する方法を示します。
レッスン 1:診断トレーシング・セッションの作成
レッスン 2:データベース・サーバによって処理された文の確認
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