データに整合性があるということは、データが有効、つまり適切であり正確で、データベースの関係構造が保たれていることを意味します。参照整合性制約を使うと、データベースの関係構造を確保できます。また、この規則によって、各テーブル間でデータの一貫性を保つことができます。データベースに整合性制約を構築すると、データの一貫性を確実に保つことができます。
整合性を確保する方法はいくつかあります。たとえば、テーブルとカラムに制約と検査制約を課すことで、各エントリが正しいことを保証できます。また、適切なデータ型を使ってカラムのプロパティを設定したり、特別なデフォルト値を設定したりすることもできます。
SQL Anywhere では、データベースへのデータの入力方法を細かく規定するためのストアド・プロシージャをサポートしています。また、トリガも作成できます。トリガは特殊なストアド・プロシージャで、特定のカラムの更新など、特定のアクションが行われると自動的に実行されます。
プロシージャとトリガの詳細については、プロシージャ、トリガ、バッチの使用を参照してください。
データが有効でなくなる状況
データベースへの整合性制約の構築
データベースの内容が変更される状況
データの整合性を維持するためのツール
整合性制約を実装するための SQL 文
カラム・デフォルトの使い方
テーブル制約とカラム制約の使い方
ドメインの使い方
エンティティ整合性と参照整合性の確保
システム・テーブルの整合性ルール
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