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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » データベースの作成 » データベース・オブジェクトの使用 » ビューの操作

 

ビューを使用する利点

ビューを使用すると、データベース中のデータへのアクセスを調整できます。アクセスの調整にはいくつか目的があります。

  • 効率的なリソース使用   通常のビューでは、データを格納するために追加の記憶領域は必要ありません。呼び出しごとに再計算されます。マテリアライズド・ビューはディスク領域を必要としますが、呼び出しごとに再計算する必要はありません。データベースのサイズが大きく、同じテーブルに対して頻繁に繰り返し発生するジョイン要求をデータベース・サーバが処理するような環境では、マテリアライズド・ビューを使用すると、応答時間が向上します。

  • セキュリティの向上   関連データへのアクセスだけが許可されます。

  • 利便性の向上   ベース・テーブルよりも見やすい形でユーザとアプリケーション開発者にデータを提供します。

  • 一貫性の向上   よく使われるクエリの定義をデータベース内で集中管理します。