ビューを使用すると、データベース中のデータへのアクセスを調整できます。アクセスの調整にはいくつか目的があります。
効率的なリソース使用 通常のビューでは、データを格納するために追加の記憶領域は必要ありません。呼び出しごとに再計算されます。マテリアライズド・ビューはディスク領域を必要としますが、呼び出しごとに再計算する必要はありません。データベースのサイズが大きく、同じテーブルに対して頻繁に繰り返し発生するジョイン要求をデータベース・サーバが処理するような環境では、マテリアライズド・ビューを使用すると、応答時間が向上します。
セキュリティの向上 関連データへのアクセスだけが許可されます。
利便性の向上 ベース・テーブルよりも見やすい形でユーザとアプリケーション開発者にデータを提供します。
一貫性の向上 よく使われるクエリの定義をデータベース内で集中管理します。
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