システム・プロシージャを使用して、ストアド・プロシージャ、関数、イベント、システム・トリガ、トリガのプロシージャ・プロファイリング情報を表示できます。また、プロシージャ・プロファイリングが有効になっている必要があります。sa_server_option を使用したプロファイリングの有効化を参照してください。
sa_procedure_profile システム・プロシージャでは、各オブジェクト内の行の実行時間などの詳細なプロファイリング情報が表示されます。結果セット内の各行は、オブジェクト内の実行可能なコード行を表します。
sa_procedure_profile_summary システム・プロシージャでは、各オブジェクトの合計実行時間が表示され、実行された全オブジェクトの概要を示します。結果セット内の各行は、1 つのオブジェクトの実行の詳細を表します。
これらのシステム・プロシージャの結果では、表示されるオブジェクト数が、呼び出したオブジェクトよりも多い場合があります。これは、1 つのオブジェクトから別のオブジェクトが呼び出される場合があるからです。たとえば、トリガからストアド・プロシージャが呼び出され、そのストアド・プロシージャから別のストアド・プロシージャが呼び出される場合があります。
DBA 権限または PROFILE 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
sa_procedure_profile_summary システム・プロシージャを実行します。
たとえば、次のように入力します。
CALL sa_procedure_profile_summary; |
[SQL] - [実行] を選択します。
データベース内のすべてのプロシージャの情報を含む結果セットが、[結果] ウィンドウ枠に表示されます。
DBA 権限または PROFILE 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
sa_procedure_profile システム・プロシージャを実行します。
たとえば、次のように入力します。
CALL sa_procedure_profile; |
[SQL] - [実行] を選択します。
プロファイリング情報を含む結果セットが [結果] ウィンドウ枠に表示されます。
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