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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - クライアント管理 » Mobile Link クライアントの紹介 » Mobile Link クライアント・ネットワーク・プロトコル・オプション

 

url_suffix

同期中に送信される各 HTTP 要求の 1 行目の URL に追加するサフィックスを指定します。

構文
url_suffix=suffix

suffix の構文は、使用するリダイレクタのタイプによって異なります。

リダイレクタ suffix の構文
ISAPI
exe_dir/iaredirect.dll/ml/[server-group/]

exe-diriaredirect.dll のロケーションです。

NSAPI
mlredirect/ml/[server-group/]

mlredirectobj.conf ファイル内でマッピングされている名前です。

Apache httpd.conf ファイルでリダイレクタの <location> タグに指定した内容
Servlet
iaredirect/ml/
M-Business Anywhere sync.conf ファイルでリダイレクタの <location> タグに指定した内容
プロトコル
サポートに関する注意
デフォルト

デフォルトは MobiLink です。

備考

プロキシ・サーバまたは Web サーバを介して同期する場合、Mobile Link サーバを検索するために url_suffix が必要な場合があります。

サーバ・グループは、一部のリダイレクタでのみサポートされます。詳細については、[external link] http://www.ianywhere.jp/sas/os.html を参照してください。

リダイレクタを使用する場合にこのオプションを設定する方法については、Mobile Link クライアントとサーバのリダイレクタ設定を参照してください。

dbmlsync を使用してネットワーク・プロトコル・オプションを設定する方法については、CommunicationAddress (adr) 拡張オプションを参照してください。

Ultra Light を使用してネットワーク・プロトコル・オプションを設定する方法については、Ultra Light 同期ストリームのネットワーク・プロトコルのオプションを参照してください。

参照

次の SQL 文は、HTTPS での同期に使用される、sales5322 という同期ユーザを作成します。企業のファイアウォールの外側で Mobile Link サーバを実行し、リダイレクタ (NSAPI Web サーバのリバース・プロキシ) を使用して同期要求をリダイレクトすることが前提です。Mobile Link ユーザは、https://www.mycompany.com:80/mlredirect/ml/ という URL に同期します。

CREATE SYNCHRONIZATION USER sales5322
TYPE https
ADDRESS 'host=www.mycompany.com;port=80;url_suffix=mlredirect/ml/'

次の例は、Ultra Light クライアント用の、ISAPI リダイレクタを通じた HTTP を設定します。コマンド・ラインは、すべて 1 行で入力してください。

mlsrv11 -c "dsn=SQL Anywhere 11 CustDB"
  -dl -fr -ot mlserver.mls -zu+ -v+
  -x http(port=8081)

ulsync を使用して同期するには、次のようなコマンドを実行します。

ulsync -c "dbf=custdb.udb" 
  -v "MobiLinkUid=50;ScriptVersion=custdb 11.0;
   Stream=http(port=80;url_suffix=Scripts/iaredirect.dll/ml/)"