同期中に送信される各 HTTP 要求の 1 行目の URL に追加するサフィックスを指定します。
url_suffix=suffix
suffix の構文は、使用するリダイレクタのタイプによって異なります。
リダイレクタ | suffix の構文 | ||
---|---|---|---|
ISAPI |
exe-dir は iaredirect.dll のロケーションです。 |
||
NSAPI |
mlredirect は obj.conf ファイル内でマッピングされている名前です。 |
||
Apache | httpd.conf ファイルでリダイレクタの <location> タグに指定した内容 | ||
Servlet |
|
||
M-Business Anywhere | sync.conf ファイルでリダイレクタの <location> タグに指定した内容 |
デフォルトは MobiLink です。
プロキシ・サーバまたは Web サーバを介して同期する場合、Mobile Link サーバを検索するために url_suffix が必要な場合があります。
サーバ・グループは、一部のリダイレクタでのみサポートされます。詳細については、 http://www.ianywhere.jp/sas/os.html を参照してください。
リダイレクタを使用する場合にこのオプションを設定する方法については、Mobile Link クライアントとサーバのリダイレクタ設定を参照してください。
dbmlsync を使用してネットワーク・プロトコル・オプションを設定する方法については、CommunicationAddress (adr) 拡張オプションを参照してください。
Ultra Light を使用してネットワーク・プロトコル・オプションを設定する方法については、Ultra Light 同期ストリームのネットワーク・プロトコルのオプションを参照してください。
次の SQL 文は、HTTPS での同期に使用される、sales5322 という同期ユーザを作成します。企業のファイアウォールの外側で Mobile Link サーバを実行し、リダイレクタ (NSAPI Web サーバのリバース・プロキシ) を使用して同期要求をリダイレクトすることが前提です。Mobile Link ユーザは、https://www.mycompany.com:80/mlredirect/ml/ という URL に同期します。
CREATE SYNCHRONIZATION USER sales5322 TYPE https ADDRESS 'host=www.mycompany.com;port=80;url_suffix=mlredirect/ml/' |
次の例は、Ultra Light クライアント用の、ISAPI リダイレクタを通じた HTTP を設定します。コマンド・ラインは、すべて 1 行で入力してください。
mlsrv11 -c "dsn=SQL Anywhere 11 CustDB" -dl -fr -ot mlserver.mls -zu+ -v+ -x http(port=8081) |
ulsync を使用して同期するには、次のようなコマンドを実行します。
ulsync -c "dbf=custdb.udb" -v "MobiLinkUid=50;ScriptVersion=custdb 11.0; Stream=http(port=80;url_suffix=Scripts/iaredirect.dll/ml/)" |
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