このオプションを指定した場合、証明書に記されている組織フィールドがこの値と一致する場合にだけ、アプリケーションはサーバ証明書を受け入れます。
ECC 暗号化と FIPS 認定の暗号化には、別途ライセンスが必要です。強力な暗号化テクノロジはすべて、輸出規制対象品目です。
別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。
certificate_company=organization
なし
Mobile Link クライアントは認証局が署名した証明書をすべて信頼するため、同じ認証局が他の会社用に発行した証明書も信頼してしまうことがあります。識別方法がないままだと、クライアントは競争相手の Mobile Link サーバを自分の会社のものだと勘違いし、誤って機密性の高い情報を送信してしまう可能性があります。このオプションによって追加の検証が指定され、証明書の識別情報部分にある組織フィールドが、指定した特定の値と照合されます。
dbmlsync を使用してネットワーク・プロトコル・オプションを設定する方法については、CommunicationAddress (adr) 拡張オプションを参照してください。
Ultra Light を使用してネットワーク・プロトコル・オプションを設定する方法については、Ultra Light 同期ストリームのネットワーク・プロトコルのオプションを参照してください。
3 つの識別情報フィールドすべてを検査し、指定した値だけを受け入れるように SQL Anywhere クライアントに指示する例を示します。この例は 3 つのフィールドすべてを確認します。フィールドを 1 つまたは 2 つだけ確認するように選択することもできます。
たとえば、SQL Anywhere クライアントが存在する場合、証明書の検証をサブスクリプションで次のように設定できます。
CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION FOR user01 TO test_pub ADDRESS 'port=3333; trusted_certificates=certicom.crt; certificate_company=Sybase, Inc.; certificate_unit=iAnywhere;certificate_name=sample' |
C または C++ の Embedded SQL で作成された Ultra Light アプリケーションでは、次のように証明書の検証を設定できます。ここでは、データベースの作成時に、信頼できる証明書がデータベースにインストールされていることを前提としています。
ul_synch_info info; info.stream = "tls"; info.stream_parms = UL_TEXT("port=9999;") UL_TEXT ( "certificate_company=Sybase, Inc.;" ) UL_TEXT ( "certificate_unit=iAnywhere;" ) UL_TEXT ( "certificate_name=sample;" ); ... ULSynchronize( &info ); |
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