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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - クライアント管理 » Mobile Link 用 SQL Anywhere クライアント » dbmlsync API » dbmlsync API の概要

 

アーキテクチャ

dbmlsync API を使用するときは、クライアント・アプリケーションは DbmlsyncClient クラスをインスタンス化し、そのクラスのメソッドを呼び出します。このクラスは、TCP/IP を使用して別のプロセス (dbmlsync サーバ) と通信します。このプロセスが実際に、Mobile Link サーバとリモート・データベースに接続することによって同期を実行します。同期によって生成されたステータス情報は、DbmlsyncClient クラスの GetEvent メソッドを通じてクライアント・アプリケーションに送り返されます。

複数のクライアントで、同じ dbmlsync サーバを共有できます。ただし、各 dbmlsync サーバが同期できるのは 1 つのリモート・データベースのみであり、各リモート・データベースには同期する dbmlsync サーバを 1 つのみを設定できます。

dbmlsync サーバは、一度に 1 つの同期を実行します。同期の実行中に同期要求を受信した場合、その要求をキューイングし、後で履行します。