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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - クライアント管理 » Mobile Link 用 SQL Anywhere クライアント » dbmlsync API » C++ 用 dbmlsync API

 

StartServer メソッド

このメソッドはまず、指定のポートで受信している dbmlsync サーバがあるかどうかをチェックします。サーバがある場合、メソッドは starttype パラメータを DBSC_SS_ALREADY_RUNNING に設定し、その他の処理を行わずに戻ります。サーバが見つからない場合、cmdline 引数で指定されたオプションを使用して新しいサーバを起動し、そのサーバが要求を受け入れ始めるまで待ってから、戻ります。

注意

Windows Mobile デバイスでは通常、StartServer を正常に呼び出すには、先にサーバの path プロパティを設定する必要があります。ただし、次の場合はサーバの path プロパティを設定する必要はありません。

  • アプリケーションが dbmlsync.exe と同じディレクトリにある。

  • dbmlsync.exe が Windows ディレクトリにある。

構文
bool StartServer( unsigned port, const char *cmdline, unsigned timeout, DBSC_Starttype *starttype );
パラメータ
  • port    既存の dbmlsync サーバがないかどうかをチェックする TCP ポート。サーバは、新しく起動される場合、このポートで受信するように設定されます。

  • cmdline   dbmlsync サーバを起動するための有効なコマンド・ライン。コマンド・ラインには、次のオプションのみを含めることができます。これらのオプションは、dbmlsync ユーティリティに対して持つ意味と同じ意味を持ちます。

    • -a、-c、-dl、-do、-ek、-ep、-k、-l、-o、-os、-ot、-p、-pc+、-pc-、-pd、-pp、-q、-qi、-qc、-sc、-sp、-uc、-ud、-ui、-um、-un、-ux、-v[cnoprsut]、-wc、-wh。dbmlsync 構文を参照してください。

    -c オプションを指定してください。

  • timeout   dbmlsync サーバが起動された後、要求を受け入れる準備が完了するまでの最大待ち時間 (ミリ秒単位)。待ち時間を制限しない場合は、DBSC_INFINITY を使用します。

  • starttype   これは OUT パラメータです。starttype がエントリ時に NULL 以外の値であり、かつ StartServer が true を返した場合、終了時に starttype が指している変数が次のいずれかの値に設定されます。

    • DBSC_SS_STARTED   新しい dbmlsync サーバが起動されたことを示します。

    • DBSC_SS_ALREADY_RUNNING   既存の dbmlsync サーバが見つかったため、新しいサーバが起動されなかったことを示します。

戻り値

サーバがすでに実行されている場合、および正常に起動された場合は true を返します。

サーバが正常に起動されなかった場合、およびタイムアウトまでにサーバが要求の処理を開始しなかった場合は false を返します。false が返されたときは、GetErrorInfo メソッドを呼び出して、失敗に関する詳細な情報を取得できます。GetErrorInfo メソッドを参照してください。