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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - クライアント管理 » Mobile Link 用 SQL Anywhere クライアント » dbmlsync API » C++ 用 dbmlsync API

 

SetProperty メソッド

クラス・インスタンスに対して、動作のさまざまな面を変更するプロパティを設定できるようにします。

構文
bool SetProperty( const char *name, const char *value )
備考

プロパティ値への変更は、変更後に行われた同期要求にのみ反映されます。

サーバの path プロパティを設定して、StartServer メソッドが呼び出されたときにクライアントが dbmlsync.exe を起動するディレクトリを指定できます。このプロパティが設定されていない場合、path 環境変数を使用して dbmlsync.exe が検索されます。StartServer メソッドを参照してください。

次のプロパティは、GetEvent メソッドによって返されるイベントのタイプを制御します。不要なイベントを無効にすることによって、パフォーマンスを向上できることがあります。イベント・タイプは、対応するプロパティを 1 に設定すると有効になり、0 に設定すると無効になります。GetEvent メソッドを参照してください。

次に、使用可能なプロパティのリストと、各プロパティによって制御されるイベント・タイプを示します。

プロパティ名 制御されるイベント・タイプ デフォルト
enable errors DBSC_EVENTTYPE_ERROR_MSG 1
enable warnings DBSC_EVENTTYPE_WARNING_MSG 1
enable info msgs DBSC_EVENTTYPE_INFO_MSG 1
enable progress DBSC_EVENTTYPE_PROGRESS_INDEX 0
enable progress text DBSC_EVENTTYPE_PROGRESS_TEXT 0
enable title DBSC_EVENTTYPE_TITLE 0
enable sync start DBSC_EVENTTYPE_SYNC_START 1
enable sync done DBSC_EVENTTYPE_SYNC_DONE 1
パラメータ
  • name   設定するプロパティの名前。これは、上で定義されているプロパティ名のいずれかにしてください。

  • value   プロパティに設定する値。指定する文字列は、DBCS_MAX_PROPERTY_LEN バイト未満にしてください。

戻り値

プロパティが正常に設定された場合は true を返します。

プロパティが正常に設定されなかった場合は false を返します。false が返されたときは、GetErrorInfo メソッドを呼び出して、失敗に関する詳細な情報を取得できます。GetErrorInfo メソッドを参照してください。