クラス・インスタンスに対して、動作のさまざまな面を変更するプロパティを設定できるようにします。
bool SetProperty( const char *name, const char *value )
プロパティ値への変更は、変更後に行われた同期要求にのみ反映されます。
サーバの path プロパティを設定して、StartServer メソッドが呼び出されたときにクライアントが dbmlsync.exe を起動するディレクトリを指定できます。このプロパティが設定されていない場合、path 環境変数を使用して dbmlsync.exe が検索されます。StartServer メソッドを参照してください。
次のプロパティは、GetEvent メソッドによって返されるイベントのタイプを制御します。不要なイベントを無効にすることによって、パフォーマンスを向上できることがあります。イベント・タイプは、対応するプロパティを 1 に設定すると有効になり、0 に設定すると無効になります。GetEvent メソッドを参照してください。
次に、使用可能なプロパティのリストと、各プロパティによって制御されるイベント・タイプを示します。
プロパティ名 | 制御されるイベント・タイプ | デフォルト |
---|---|---|
enable errors | DBSC_EVENTTYPE_ERROR_MSG | 1 |
enable warnings | DBSC_EVENTTYPE_WARNING_MSG | 1 |
enable info msgs | DBSC_EVENTTYPE_INFO_MSG | 1 |
enable progress | DBSC_EVENTTYPE_PROGRESS_INDEX | 0 |
enable progress text | DBSC_EVENTTYPE_PROGRESS_TEXT | 0 |
enable title | DBSC_EVENTTYPE_TITLE | 0 |
enable sync start | DBSC_EVENTTYPE_SYNC_START | 1 |
enable sync done | DBSC_EVENTTYPE_SYNC_DONE | 1 |
name 設定するプロパティの名前。これは、上で定義されているプロパティ名のいずれかにしてください。
value プロパティに設定する値。指定する文字列は、DBCS_MAX_PROPERTY_LEN バイト未満にしてください。
プロパティが正常に設定された場合は true を返します。
プロパティが正常に設定されなかった場合は false を返します。false が返されたときは、GetErrorInfo メソッドを呼び出して、失敗に関する詳細な情報を取得できます。GetErrorInfo メソッドを参照してください。
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