Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - クライアント管理 » Mobile Link 用 SQL Anywhere クライアント » dbmlsync API » C++ 用 dbmlsync API

 

DBSC_Event 構造体

DBSC_Event 構造体は、要求されている同期に関する情報を格納します。この構造体は、次のように定義されます。

typedef struct {
    DBSC_SyncHdl hdl;  
    DBSC_EventType type;
    const char   *str1;
    const char  *str2;
    long int  val1;
    long int  val2;
    void   *data;
} DBSC_Event;

hdl フィールドは、構造体が情報を格納している同期要求を識別します。この値は、Sync メソッドによって返されるハンドルと一致します。

type フィールドは、レポートされるイベントのタイプを識別します。

残りのフィールドは、追加データを格納します。追加データの性質は、type フィールドの値によって異なります。次に、type が取り得る値のリストと、それぞれに関連付けられている残りのフィールドの意味を示します。

  • DBSC_EVENTTYPE_ERROR_MSG   同期によってエラーが生成されました。str1 はエラーのテキストを指します。

  • DBSC_EVENTTYPE_WARNING_MSG   同期によって警告が生成されました。str1 は警告のテキストを指します。

  • DBSC_EVENTTYPE_INFO_MSG   同期によって情報メッセージが生成されました。str1 はメッセージのテキストを指します。

  • DBSC_EVENTTYPE_PROGRESS_INDEX   進行状況バーを更新するための情報を提供します。val1 は、新しい進行状況値を格納します。完了した割合 (パーセント) を計算するには、val1 を 1000 で割ります。

  • DBSC_EVENTTYPE_PROGRESS_TEXT   進行状況バーに関連付けられているテキストが更新されました。新しい値は、str1 が指します。

  • DBSC_EVENTTYPE_TITLE   同期ウィンドウ/コントロールのタイトルが変更されました。新しいタイトルは、str1 が指します。

  • DBSC_EVENTTYPE_SYNC_START   同期が開始しました。このイベントに関連付けられている追加情報はありません。

  • DBSC_EVENTTYPE_SYNC_DONE   同期が完了しました。val1 は、同期からの終了コードを格納します。0 という値は、成功を示します。0 以外の値は、同期が失敗したことを示します。