Mobile Link サーバと SQL Anywhere Mobile Link クライアントは、Mac OS X で実行できます。Ultra Light は、Mac OS X では実行できません。
Mac OS X 上の Mobile Link 統合データベースを同期するには、ドライバ・マネージャとして SQL Anywhere ODBC ドライバを使用します。Mac OS X での ODBC データ・ソースの作成を参照してください。
SyncConsole を起動します。
[Finder] で、SyncConsole をダブルクリックします。SyncConsole アプリケーションは /Applications/SQLAnywhere11 にあります。
[ファイル] - [新規] - [Mobile Link サーバ] を選択します。
Mobile Link サーバを設定します。
[接続パラメータ] フィールドに次の文字列を入力します。
dsn=dsn-name |
dsn-name は SQL Anywhere ODBC データ・ソース名です。ODBC データ・ソースの作成については、UNIX と Mac OS X での環境変数の設定を参照してください。
dsn-name にスペースが含まれている場合は、文字列を二重引用符で囲みます。次に例を示します。
dsn="SQL Anywhere 11 Demo" |
必要に応じて、[オプション] フィールドでオプションを設定します。
[オプション] フィールドを使用すると、Mobile Link サーバの動作をさまざまな面から制御できます。オプションの完全なリストについては、mlsrv11 の構文を参照してください。
[起動] をクリックして、Mobile Link サーバを起動します。
データベース・サーバ・メッセージ・ウィンドウが開き、サーバが同期要求を受け付ける準備ができていることを示すメッセージが表示されます。
SyncConsole を起動します。
[Finder] で、SyncConsole をダブルクリックします。SyncConsole アプリケーションは /Applications/SQLAnywhere11 にあります。
[ファイル] - [新規] - [Mobile Link クライアント] を選択します。
クライアント・オプションのウィンドウが表示されます。このウィンドウには設定オプションが多数用意されていますが、それぞれが dbmlsync コマンド・ライン・オプションに対応しています。完全なリストについては、dbmlsync 構文を参照してください。
[ログイン]、[データベース]、[ネットワーク]、[詳細] の各タブのオプションはすべて、Mobile Link クライアントから SQL Anywhere リモート・データベースへの接続を定義しています。ほとんどの場合、[ログイン] タブの ODBC データ・ソースを指定するだけで接続できます。
[DBMLSync] タブのオプションは、Mobile Link サーバへの接続について定義します。この機能がリモート・データベースのパブリケーションおよびサブスクリプションで定義されている場合は、このタブのオプションは空のままにできます。
sa_config 設定スクリプトを準備します。
詳細については、UNIX と Mac OS X での環境変数の設定を参照してください。
ODBC データ・ソースを設定します。次に例を示します。
dbdsn -w "SQL Anywhere 11 Demo" -c "uid=DBA;pwd=sql;dbf=/Applications/SQLAnywhere11/System/demo.db" |
Mobile Link サーバを実行します。次に例を示します。
mlsrv11 -c "dsn=SQL Anywhere 11 Demo" |
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