SQL パススルー機能によって、統合データベースから SQL Anywhere または Ultra Light のクライアントに SQL 文のスクリプトをダウンロードし、クライアント上で適切な時間に SQL 文を実行させることができます。スクリプトは番号が付けられ、クライアントで順序どおりに実行されることが保証されます。
スクリプトの実行後、またはスクリプトの実行が試みられた後、次回の同期を使用して統合データベースにステータスが送り返されます。これにより、実行の成功と失敗の両方を一元的にモニタできます。クライアントでのスクリプト実行中にエラーが発生した場合、統合データベースにステータスがアップロードされ、さらに、統合データベースが処理の続行方法に関する命令をクライアントにダウンロードするまで、そのクライアントではそれよりも後のスクリプトは実行されません。これらの命令は、既存のスクリプトをリトライすること、既存のスクリプトをスキップすること、エラーを解決するために新しいスクリプトをダウンロードすることのいずれかを意味する場合があります。
SQL パススルーを使用するのに必要な手順の概要を次に示します。
スクリプトを作成し、統合データベースに格納します。スクリプトの作成とml_add_passthrough_script システム・プロシージャを参照してください。
スクリプトを実行するクライアントを特定する 1 つ以上のパススルー・エントリを、スクリプトに対して作成します。パススルー・エントリの作成とml_add_passthrough システム・プロシージャを参照してください。
スクリプトをダウンロードします。スクリプトのダウンロードとml_add_passthrough システム・プロシージャを参照してください。
スクリプトを実行します。スクリプトの実行を参照してください。
結果を取得します。スクリプトの結果の取得を参照してください。
結果を確認します。スクリプトの結果の確認を参照してください。
必要に応じて、エラーを処理します。スクリプトのエラーの処理を参照してください。
スクリプトの作成
パススルー・エントリの作成
スクリプトのダウンロード
スクリプトの実行
スクリプトの結果の取得
スクリプトの結果の確認
スクリプトのエラーの処理
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