SQL パススルー機能は非常に強力なので、使用時には「注意」が必要です。特に重要なのは、スクリプトを十分にテストすることです。SQL パススルー・スクリプトでエラーが発生すると、すべてのリモートが使用できなくなったり、損傷したりする可能性があるためです。入念なテストを行って、エラーを回避してください。
クライアント上の SQL パススルー・スクリプトでエラーが生成された場合、統合データベースでエラーを解決する必要があります。解決しないと、クライアントはそれよりも後の SQL パススルー・スクリプトを実行できません。
mlsrv11 用の -vo サーバ・オプションを使用して、Mobile Link サーバ上で SQL パススルー・アクティビティを取得すると、エラーの解決に役立つことがあります。-v オプションを参照してください。
クライアントでのエラー解決の基本的メカニズムは、ml_add_passthrough_repair システム・プロシージャを使用して ml_passthrough_repair テーブルにローを追加することです。ml_passthrough_repair テーブル内のローには、特定のスクリプトが特定のエラー・コードを生成したときにクライアントが実行する必要のあるアクションが記述されます。
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